ひょうたんの種だし3日目です。 ひょうたんごっこを使ってからは2日目。
あ、そうそう、 1日目ですが、ひょうたんからはキッチンペーパーの栓を染み出してひょうたんごっこの溶液が風呂水に漏れ出ておりました。 薄茶色に濁ってトロミのある湯になっておりました。
腐敗臭ではないのですが、発酵臭が風呂場に充満しておりました。 丁度、柿を風呂場で熟させたときみたいな匂いで、別に嫌いではありません。
昨晩は人間様が風呂に入らねばならないので、ひょうたんには再度外に出てもらった。
今朝、11時ころかな。 内容物をチェックしてみました。
まず、洗面器にすべてのヒョウタンの内容物を出してみました。 この時は網を使って漉すようにして溶液を出しました。 この溶液は再使用するので大事に洗面器にとっておきます。
下の写真は内容物を漉して出したところです。

中身を空にしてから、菜箸の長いので内側をチェック。 箸の半ば部分で、くびれの部分をぐりぐりしたり、箸の先端で、底の部分をこすってみたりしてみました。 中身が溶けているのかどうかをチェックするのです。
結果は、一番でかいひょうたんは、まだ果肉の一部が残っていました。 ザリザリと柔らかい感触です。 これを箸や和竿用の錐で再度ぐりぐりを行い、水を入れては中身を出す、ということを何回か繰り返しました。
中くらいのと、小さいものは、たぶんですが、中身は溶けてしまっているようでした。 箸で触った先端が、なんとなく乾いた壁をこすっているような感じです。
ひょうたんの大きさにかかわらず、50ccづつのひょうたんごっこ溶液を入れたので、小さいものは十分に効果を発揮したが、大きいものはやや不足気味だったのでしょう。 大きさに合わせて溶液量を加減すればよかったのだと思いました。
Anyway! 数回水を入れては種を出しました。 下は水を入れている写真。
蛇口から入れている水がいっぱいになると種がひょうたんの穴から浮いてきてこぼれ出るのです。 種は水に浮くのだから当然ですね。 でもこれが種だしのヒントになりました。
種がこぼれ出る。
種だしはこのように!
水を一杯に入れて振った後、ひょうたんのくびれの部分を持って横にします。 すると当然水がこぼれ出ます。
中身を出そうとひょうたんをさかさまにすると水しか出てきません。 種や果肉の断片は水に浮いているからです。 そこで、ひょうたんを横にして水面が穴の位置と同じになるくらいまで水を捨てます。
そして、横にしたひょうたんの尻を別の手で軽く叩くのです。 そう、鼓を打つように。 そうすると、穴から水がピョッピョッと飛び出します。 一緒に種や断片がピョッピョッと出てきます。 つまり、浮いているゴミを穴から捨てるような要領でやると、うまく種がでてきます。
ピョッピョッとね
そして出てきたものが、これだ! 1-2-3! しめて350グラム(水分含む)

最初に洗面器に出したひょうたんごっこの溶液を適当にひょうたんに戻して再び水を充填。 適当とは、大きいものには多く、小さいものには少なく、という意味です。 大雑把にですが。
そして彼らは再び40度の風呂に。

たぶん、これで中身は全部出ると思うが、何がどうなれば、という目安がないのがちと不安かな。
ま、果肉が多少残ったとしても、乾燥させれば殻にへばりすいているだろう、と自分を納得させる。
次は表面の皮を腐らせて取り去るのだ。 そう、表面にも変化がありました。
ワシの顔のシミのように、ところどころ茶色く変色しています。 穴の周辺とか、側面のところどころに。 一部が腐り始めているのかもね。 皮は腐らせて剥きとるようなので多少匂うかもね。
次回をお楽しみに! だれかワシの顔の皮もきれいに剥いて~!



