最近よく来ますね~、迷惑メール。 私なりに分類すると次のような種類があります。
・Hサイトへの勧誘 - Hサイトにアクセスしたかな??? でもどうやってEメールアドレスを入手したんだろう? ひょっとするとスパイウェアを埋め込まれたかもしれません。 スパイウェアがPC内を引っ掻き回し、Eメールアドレスを集めるのかも。
・販売促進 - V*aglaとかCDとか、格安ソフトとか外国からのものが多いですね。これは恐らく昔登録したサイトが多分私のEメールをリストに乗っけちゃったんでしょう。 そのリストが流通しているみたいな現象です。 以前、リストから外してやるから、幾らか出せ、というメールが来たことがあります。一旦リストに載ったら、もうそのアドレスは放棄した方が良いでしょう。
・ヴィールス付 - 最近は来ているかどうか分かりません。自動削除されてますので・・・
また、Eメールの集め方にも、巨大プロバイダから流出した個人情報リスト、ホームページに書いてあるEメールアドレスを検索型ロボットで集めまわったリスト、などいろいろな集め方があるようです。 なかにはスパイウェアで集めているものもあるかもしれません。 公表されたメーリングリストのOwner宛てにも来ます。 まあ、業者の方もいろいろな可能性を追求しているんですね。ご苦労なことです。
私は複数のアドレスを持っていますが、気の所為か、どちらかというとYahooやGooなどの無料のEメールアドレスにはあまり迷惑メールは来ません。 自分で契約したアドレスに特に集中して多いですね。 どうしてかな?
SPAMの中にはヴィールスを添付してくるものもあり、昔はNorton、とか、MacAfeeとかヴィールス対策ソフトを入れてましたし、SPAMフィルターも利用しましたが、金ばかりかかって完全なものはありません。
或るとき新聞に「最近の気になるソフト」として紹介されていた無償のソフトが目に入りました。
それは、Eメールを幾つかのグループに自動的に分類してくれるソフトで、PopFileといいます。 どうやって分類するかというと、個々のEメールが持っているヘッダー情報、送信者、件名、本文、などからすべての語彙、Wordを取り出し、それを元に学習して分類します。 したがってこのソフト、最初は分類を間違ってばかりいます。 どうやって学習させるかというと、ユーザーである私が、最初の内は、このメールはこのグループ、このメールはこのグループ、というように指定してやるんです。 指定の仕方は簡単で、メールの一覧表にドロップダウンリストが付いていて、自分で定義したグループが表示されるので、どのグループかを選べば分類完了です。 そうして再分類ボタンを押すと、ヘッダー情報、送信者、件名、本文などにある語彙を取り出して、グループ単位に統計をとります。 以後、到着するメールは、この語彙の統計によって自動的に或るグループに分類されます。 分類が正しければそのままにし、間違っていたら分類しなおしてやります。 これを繰り返していると、ほとんど間違わなくなります。 約1ヶ月で98%くらいの精度になります。
でも、残りの2%は間違うことがあるので、完全には信頼できません。 削除されたリストをときどき確認する必要があります。 どちらかというと、必要なメールが削除フォルダーに入る、間違いが約2%です。
今はほとんど100%近く正しく分類されております。
私は、先の販促メール、Hメール、ヴィールスメールなど、不要なEメールは、SPAMというグループに自動分類しています。このグループは今は中身も見ず、自動的に削除されますので、開いてヴィールスを取り込むこともありません。プレビューも出しません。 時々PopFileのログを覗いて、間違って分類されたメールを再分類しています。 こちらのログは見ても安全ですし、メール自体が削除されていても本文を読めます。
今はもうNortonもMacAfeeも契約していません。 このソフト自体がSPAMフィルターですから。メールを開かないからヴィールス・メールも大丈V! 結構役に立っています。
Eメールで宣伝メールなどを出している企業の方々に一言。 あなた方の宣伝メールは、すべて捨てられていて、見ているひとなんか居ませんよ。 金をドブに捨てているようなものです。 今日では、Eメールによる宣伝は、誰一人として喜ぶ受領者は居ないと言ってよいでしょう。 Product-Outな方法はやめて、Market-Inな方法でやりましょう!!
興味のある方のためにダウンロード先をお知らせしておきます。 日本語も使えます。
http://popfile.sourceforge.net/