海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

海水魚飼育を中心に飼育方法や意見交換の場。小型水槽嗜好。ECOSYSTEM ECOMINIで挑戦中 

時代劇とヒーローもの その76 佐藤允さん

2019-02-16 19:42:03 | 時代劇とヒーローもの

 

もっと他の時代劇俳優さんがおられると思いますが、先般座頭市シリーズのYOUTUBEをみて思い出した役者さんが佐藤允さんです。

佐藤允さんは東宝の専属俳優さんだったと思います。なにかワイルドで二枚目ではないですね。笑

 

ヤクザ役とかチンピラ役とかそのような役柄が光っていた俳優さんです。

 

岡本喜八監督の独立愚連隊シリーズでも活躍。なにか ふんどし一丁で走り回っておられました。笑

 

チャールズブロンソンが流行ったころ、和製ブロンソンとしてもちあげられておられた時期もありました。この戦闘機乗りなどましな方ですね。

 

 うーーーん、どうみても、あんちゃん て感じですね。78歳で病気でおなくなりになりました。もうちょっと長生きしていただきたかったですね。

 

透明ドリちゃんのパパ役。良きパパて感じ。


和崎俊哉さん 2019年回顧

2019-01-05 19:32:22 | 時代劇とヒーローもの

 

 

ミラーマンの村上チーフ役 和崎俊哉さんはご存知のように時代劇俳優としての金字塔を打ち立てられています。

 

さずがに20代、30代の和崎さんは若さにあふれ、侍役や柔道の猛者など、映画にも数多く出演されています。

 

しかし時代劇俳優ばかりでは俳優さんとしてはなりたたないのでヒーロものの隊長役等幅広い役柄をこなされていました。

 

 

先日YOUTUBEで拾った和崎さんの盲目の紳士の役柄が出てきましたのでSCショットとりました。

盲目の紳士ですので黒メガネでせっかくの二枚目が見れませんが、役柄としてはちょっと珍しい役ではないかと思います。

普段の生活の和崎さんはこのようなスタイルで生活されていたのでしょうからモダンな紳士の一面も持ち合わせておられますね。

もっとこのようなスタイルでもTVでアピールされれば良かったのに!と悔やまれます。

https://www.youtube.com/watch?v=-1sDyM1yF6Q

 

いつまでもスクリーンで応援致しましょう!

 


石田信之さん がんばる!

2018-12-24 20:01:57 | 時代劇とヒーローもの

 

師走のおり、皆様にはいかがお過ごしでしょうか?

時折 石田信之さんのブログを拝見しているのですが、お元気のようで大変うれしく思います。

癌と戦かう日々にもめげず、思い出せば2年前になるのですが、来阪されて直筆の特製サイン色紙を頂戴しました。

その時にはマスコミはたしか2年の余命宣告までも報道する悲観さでしたが、その後もお仕事に励み、ご家族やお孫さんと楽しい日々を過ごされでいます。

インベーダーはまだ体の中に潜んでいるようですが、毎日が挑戦の日々となりがんばっておられます。

戦え僕らのミラーマン!いつまでもお元気でいただきたいものです!

 

 

 

 


時代劇とヒーローもの その75 西郷どんにみる権力闘争

2018-12-09 19:16:01 | 時代劇とヒーローもの

 

ひさびさの投稿で失礼しました。

12月16日いよいよNHKの大河ドラマ「西郷どん」は終了になります。

1年間私としてはひさびさの時代劇鑑賞で、色々注文つけたいことがありましたが、日本史としての幕末の複雑性を学べて良かったと思っています。

ただし、西郷さんは偉人であるけれど素直に評価できない部分もあって複雑でもありました。

また脚本が脚本だけに限界があるのけれど・・歴史を歪曲している部分がありこれは特にひどかった。これは大いに反省してほしい!


まぁ、一年間NHKが放映してくれて私が学んだことは 

「今日の友は明日の敵」

と言うことでないかと。

慶喜と仲良くなる → 慶喜を敵に回し蟄居の身にさせる → 大久保一蔵(利通)はずっと竹馬の友→大久保に追い詰められ西南戦争で自害

昔はいまと異なり考え方が異なるので一概に言えないとは思うのですが上の一文だけみれば・・どちらも「パラノイア状態」。

なんだかなぁ・・と言う感じです。

 

西郷さんは周りの人を大切にするバックボーンを持った人物、かたや大久保利通は聡明で、 アメリカにも行きその夢のような文明をみてショックを受け、ぼやぼやしていると欧米に日本がのっとられることを非常に恐れていた人でしょう。それがゆえ日本の士族のわがままなど無視するに限ると思った人物ではと思います。

 

歴史は繰り返すと言いますが、このような図式はいまでも見られるので、愛憎を併せ持つ人間は本質的にいつまでもかわらない動物かもしれません。

 

※工藤先生の新刊は正月にでもゆっくり拝見させていただきコメ致します。しばらく猶予をいただければと思います。


工藤堅太郎先生の時代劇小説 「正義一剣」10月から発売中!

2018-10-26 20:23:57 | 時代劇とヒーローもの

AMAZONからのご購入ではこちらからどうぞ

工藤先生の時代劇小説第二弾情報が先生のご依頼があったようで風詠社様のご担当を通じて送られてきました。

第二弾は「正義一剣」です。 結城龍三郎の活躍が描かれた1作目の続編。1作目の最後は敵から手痛い反撃をうけ片腕剣士となった龍三郎が宿敵を討ち果たすという熱いストリーのようです。(私はまだ読んでいませんので読後はまた感想など書かせていただきます。)

 

今後の予定のPDFを頂戴したので画像化したものをUPさせていただきました。斬り捨て御免は大成功のようで私も大変嬉しく存じます。脚本の依頼も受けておられるようでこれもまた拝見したいものですね!

 

 

 個人的にはこれは書評ですからいたしかたないとは思え・・かなりの上から目線で好かん。自分はコメンテーターで演技しないくせに。笑


 上記のいずれの掲載につきましては先生から風詠社様を通じて許可を頂戴しております。


時代劇とヒーローもの その74 松田翔太さん

2018-10-15 16:25:30 | 時代劇とヒーローもの

NHKの「西郷どん」はいよいよ明治時代に入ります。西郷どんも髷を切り取り散切り頭となって明治維新なのですね。

今まで見てきましたが西郷さんの取り巻きの大久保一蔵の瑛大さんもなかなかのものだけれど、敵役になる松田翔太さん(WIKIで見てください)の演じる徳川慶喜は西郷さんとならんでプレッシャーの多い役柄でこれまた見どころがあると思いました。

権力はあるけれど、複雑な政治がらみや、お家の歴史的重圧、海外からの脅威、国内の新勢力の台頭など方程式が複雑すぎて解決は難解を極める立場であったろうと思えます。

その役柄をピアスを付けた現代のイケメン兄ちゃんの松田翔太さんが威厳の中で、すこしばかりの頼りなさ、うろたえ、葛藤などをうまくはさみこみ演じておられるので、役柄とは言え結構実の本人は勉強家で思慮深い人なのでは?と感じます。

鈴木さんの演じる西郷どんは猪突猛進型ですが、こちらは頭の中で悩みながらネチネチ考える役柄なのでその点で言えば西郷さんより難しいかもしれません。

風貌をよくみると昔の時代劇のいわゆる美形の殿様を表現しておられ、東映時代劇で言うなら 東千代之介さんあたりの風貌と雰囲気を併せ持つ現在にはなかなかみられない感覚をお持ちのような感じ。 これは私としては高く評価させていただきたいです。

昔の殿様はその藩の中では頂点で何と言っても偉いのです。通常バラエティ番組のTVのような馬鹿殿様ではまず務まらない。笑

葛藤の連続。

すこしばかりのクールさと憂鬱さ、気弱さ、激しい気性等々、この人 浅野内匠頭あたりを演じると・・いいかもと思いました。

吉良上野介は鶴瓶さんにやってもらったら面白いかもですね。

とはいえ、上の写真のように若い女性に圧倒的な人気を誇る松田翔太さん。これからも時代劇にも出て活躍していただきたい稀有な俳優さんと感じました。がんばってね!


時代劇とヒーローもの:工藤堅太郎先生の時代劇デビューを記念して「夕日と拳銃」のことなど

2018-08-26 07:33:23 | 時代劇とヒーローもの

工藤堅太郎先生の時代劇デビューを記念して 夕日と拳銃のことや工藤先生への回顧録などを

 

夕陽と拳銃は1964年でTVで放映されました。時間帯は夜の9時ごろだったのですっかり大人のタイム。それ故に現在62歳の私でも当時では54年前つまり8歳(小学2-3年)でしたので残念ながら見た覚えは残念ながらなかったのです。

 

WIKIによると伊藤順之助という藩士の子孫が中国大陸に渡り馬賊として活躍するアクション冒険ドラマと言ったところでしょうか?工藤堅太郎先生は当時デビューしたての20歳と書いてあり、撮影の為に馬術を徹底的に覚えたということも「役者ひとすじ」書いておられるので現在ではCGですまされるところも当時は実写で俳優さんはまさに命がけで番組を作っておられたとうかがい知れます。

 

工藤先生が仮に東映に入っておられたらもっと時代劇の出演のチャンスがあったかもしれませんが、東映は時代劇大スターさんがひしめきあっておられたので俳優座でしっかり学ばれた工藤先生は考えようによっては大映の方が良かったかもしれません。

 

新版の「切り捨て御免」のあとがきには色々な武士の役柄も経験されているとのことで「近藤勇」「中岡慎太郎」「月形半平太」等々そうそうたる歴史の人物を演じておられたので、できたらそのスクリーンショットも拝見してみたいものです。(役者ひとすじ続2などででないかな。笑)

 

 

工藤先生が主役でもう一つ演じておられたらすごいだろうと想像するのは「丹下左膳」やです。(演じておられるようでしたらすみません)大友柳太郎さんや萬屋金之助さんら大御所が演じておられましたが、せりふの抑揚やきっぷの良さ、アクションの立ち回りなど工藤左膳なら見事な丹下左膳になっていたのではと思いつくづく残念です。また「坂本龍馬」なども良かったかもしれないですが、当時の監督は見る目がなかったのでは?と思ってしまいます。

  

逆に同じ武家でも大菩薩峠の「机龍之介」とか四谷怪談の「田宮伊右衛門」、ぞろりとした浪人役みたいな役柄は似合わないだろうと思えます。(失礼ながら)

 

もう一つ工藤先生のカテゴリーで秀逸なのは青春ものや刑事役

 

活達とする中でミラーマンの藤本武役はピか一でしたが、熱血高校教師の役とかなども熱い演技だけに良かったのではないかと思います。イメージからすると剣道の先生というよりラグビーや空手の先生とかの方が盛り上がりがあるのではと。笑 刑事役は五番目の刑事で準主役で活躍しておられたようですがこれも大人のタイムで私が13歳の時ですので残念ながら印象はなかったのです。

 

 

みなさまも工藤先生が演じられておられればもっとすごいことになっていただろうであろう主役などコメントで書いてみてください。

 

 

 


時代劇とヒーローもの 西郷どんは哀れ。

2018-08-07 21:32:45 | 時代劇とヒーローもの

 

NHKの西郷どんは日本史の教科書より面白い番組と思います。

 

高校の日本史は覚えることが多すぎて、何々の変や戦争がいつ起こったという事実だけを書いており事情は数行で終わってしまっており・・正直な所、犬猿の仲の薩摩藩と長州藩が「薩長同盟」で手を結ぶことや「禁門の変」のような肝要なことはすべて授業でスルーされており考えてみると日本の歴史教育は欠陥だらけです。

 

井伊の大老の「安政の大獄」        100人以上斬首切腹など徹底的に処罰

桜田門外の変               大老はかごからひきづりおろされ薩摩の刺客により斬首   

薩摩藩の壮絶な内輪もめ「寺田屋事件」   薩摩藩の穏健派と過激派の壮絶な刃傷沙汰

長州藩の失態「禁門の変」         薩摩藩水戸藩に対抗し長州藩は惨敗、長州藩は仕返しに京都3万戸を焼き払うことに朝廷は激怒、長州藩征伐が下る

池田屋事件                長州藩の動きを封じるために新撰組が長州藩士を虐殺。

 

たった数行書いただけで実に政局はおおゆれであったことがうかがいしれます。

 

朝廷の長州藩の征伐が本当に行われていたら色々な歴史も変わっていたかもしれません。

日本も外国の植民地になっていたかも。

 

個人的な感想ですが当時の幕府の立場なら長州征伐はしっかりやっておくべきでした。薩摩藩も策士が多すぎと思います。当時の慶喜公の激怒からくる判断は正しいと思う。戦争を回避した西郷さんも結局民の為とはいえ晩年は新政府に裏切られて西南戦争で自決の運命をたどる哀れさ。(これからどう描かれるか見もの)

 

いずれの時も民の為という美辞麗句は結局封印され、権力闘争ばかりが人の世の常なのでしょう。

 

西郷さんも人が良すぎたというのが私の感想です。


名優 工藤堅太郎氏 時代劇小説家としてデビュー 隠密同心 結城龍三郎「斬り捨て御免」

2018-06-30 14:56:42 | 時代劇とヒーローもの

名優 工藤堅太郎氏 時代劇小説家としてデビュー 隠密同心 結城龍三郎「斬り捨て御免」

 

工藤先生、各出版社様、ご覧いただいておりますファンの皆様

このたび各出版社様から多くの情報を頂戴しましたので誠に僭越ながらファンとして先生のデビューを記念して動画を作成させていただきました。よろしくご覧いただき感想などを聞かせていただければ幸いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

管理人 よしひろ

 


工藤堅太郎先生「切り捨て御免」サイン会の速報!

2018-06-28 19:23:08 | 時代劇とヒーローもの

工藤堅太郎先生「切り捨て御免」サイン会&トークショー

50年にわたる俳優活動を続けてこられた工藤堅太郎先生が時代劇小説家としてデビューされました。
工藤先生は映画・TV・演劇の役者人生を歩んでこられ、特にアクション・時代劇にも精通する数少ない国民的なスターとして現在でも活躍されています。

(77歳になられた工藤先生。ご高齢とはいえまだまだお元気でご活躍されています。)


私のブログでは特撮TVミラーマンで藤本武役を熱演された伝説俳優としていままで取り上げさせていただきました。当時の工藤さんは30歳で俊敏な動きと名演技で時代劇俳優和崎俊哉さんとともに番組を大いに盛り上げ主演の石田信之さんの良き先輩として大活躍されていました。石田さんのミラーマンを成功に導いたのは取り巻き先輩俳優さんらの不断の努力にあったと言ってもおかしくないと思います。それゆえ、ミラーマンは半世紀をたった現在でもウルトラマン・ウルトラセブンと並んでSF特撮番組のスーパーヒーローとして日本だけでなく海外からも高い評価を受けています。

工藤先生のプロフィールは著書の「役者ひとすじ」で公開されています。その中でお父様が武道家で天覧試合にも出場された、まさに武道家の血統を受け継ぐ長男として生まれ、役者生活を歩んでこられた背景があることから、時代劇に対する思いはひとしおであったと考えられます。

僭越ながらデビューおめでとうと申し上げます。

さて、この度、工藤先生を通じて風詠社様からご覧になれなかったファンの皆様へのサービスとして6月22日(金)京都四条の「大垣書店」様で開催された「工藤堅太郎先生トーク&サイン会」の様子の画像をお送りいただきましたので速報版としてお届けさせていただきます。

当日は40人を超える大盛況の様子をレポートで頂戴しました。

また小説朗読二節のタイムもあったようで、来場の皆様には語りの上手な工藤先生の魅力を十二分に堪能できる貴重なサイン&トークショーのようでした。

工藤先生は秋には映画にも出演、また続編も執筆との情報を寄せられており、まずますご活躍の旨大変うれしく存じます。

デビュー記念で個人的に拙い現在PR動画も後日制作致しますのでまた併せてご覧いただければと思います。

写真をご提供いただいた工藤堅太郎先生、並びに風詠社様、またサイン会の情報をお伝えいただいた祥伝社文庫様各位にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。 

 

 

 (先生のトークを聞き入るファンの皆様。相応な年齢の皆様とは思いますが根強いファンが多くおられる証ですね)

 

 

(受付には 斬り捨て御免 の他 役者ひとすじ 続役者ひとすじ など著書がずらり!いずれも販売は好調とのことで続編も出されるとのこと!嬉しいですね!)


(画像がやや荒かったので縮小させていただきましたがテーブルにはファンの皆様からの綺麗な花が添えられています)

 

 

 

時代劇ももちろん素敵だけど・・・やはり私はミラーマンの藤本武ですね!いつみても最高です!ほれぼれしますね。

 

 痺れている人も多いはず(笑)


時代劇とヒーローもの 工藤堅太郎先生 時代劇小説家でデビュー!

2018-06-21 20:19:49 | 時代劇とヒーローもの

いままでミラーマンを中心としてご紹介させていただいておりました工藤堅太郎先生が時代劇小説家としてデビュー!21日にご紹介しては遅きに失した感がありますが京都でサイン会をされます!お近くの方は是非来場くださいね!(私も仕事がなかったら行っていたかも!残念至極!)

工藤先生の著書はこちらでご覧いただけます。まだの方は是非ご購入を!

 名優「工藤堅太郎」氏 ミラーマン藤本武役に見る熱演 (特撮)

工藤堅太郎先生 「続 役者ひとすじ」 (無法松の一生 ミラーマン 特撮)

ミラーマンキャスト点描(海外ファン向英語バージョン)第2章工藤堅太郎氏MirrorMan Cast Sketch:Chapter2 Mr.Kentaro Kudo

ミラーマンキャスト点描 (特撮)


時代劇とヒーローもの その73 佐野史郎さん

2018-05-17 20:06:51 | 時代劇とヒーローもの
 
今日は怪優の佐野史郎さんを取り上げさせていただきました。

この人西郷どんでは憎まれ役の 井伊直弼の役柄を演じておられ、その独特なあやしくも・・陰湿な・・といっては失礼ですがオーラをはなつ敵役 いや、適役と思えます。


井伊直弼は江戸時代の大事件を引き起こした大老で有名です。

お家の為に改革をせまる各諸藩、特に水戸藩、薩摩藩の勢力をことごとく弾圧し「安政の大獄」という日本史まれに見る強硬な取り締まりを行い、その処罰は斬首や切腹、蟄居をふくめ100人以上と言うすざまじい事件を引き起こした張本人とされています。
まぁ、当時は現在と価値観が異なるので判断は難しいですが、あきらかに やりすぎ です。


「桜田門外の変」により恨みをいだく水戸藩や薩摩藩の武士により復讐のまな板に乗せられ「惨殺」 されます。TVなどはさすがに放送禁止の場面があるので映像化されませんでしょうが、事実は 「足を銃で撃たれ動けないまま、薩摩藩の浪士に髷をつかんで駕籠から引きずりおろされ、薩摩示現流の巻き割りのように首を一撃で落とされた」というのですから恐ろしい場面が起きていたのでした。(個人的には時代劇や当時の侍の価値観を知る上でこのようなすざまじい恨みはTVで是非やってほしいと思います。)

ただし井伊直弼はお家騒動のことはさておき、開国をして欧米と仲良くやっていく方が平和で、日本の為という固い信念の持ち主で、教養に冨み、武芸も優秀な人物で大老としての風格は充分にあったとされます。

佐野史郎さんも演技の前に悪者役とされる井伊の優れた部分を分析し彦根藩の末裔とも話し合い理解を深めたとも語っておられ、単に悪者にはしたくないというバックボーンで演じられているらしいです。
 
 

佐野史郎さんの当たり役はなんといっても「ずっとあなたが好きだった」の冬彦さんですね。
冬彦さんブームを巻き起こし。冬彦さんのような自立できない現在の男性像を鋭く演じたのは見事でした。

恨みを買い首を落とされた井伊直助、大人になれず子供のままでいるわがままな冬彦さん、いずれにせよ「きわもの」を目指す佐野史郎さんは一目に値する俳優さんと思います。

時代劇とヒーローもの 特集 高橋英樹さん

2018-03-01 18:13:05 | 時代劇とヒーローもの

 

(この国盗り物語の信長はたしかにかっこええですね。)

(近藤さんも若い。)

もし時代劇の永遠のアイドルは誰かというコンテストがあれば・・・おそらく この 高橋英樹さんではないかと私は思っています。

時代劇といっても幅が広く、坂妻、アラカン、近衛十四郎さんあたりが大スターと言っても・・・もう半世紀~1世紀も以前の話となれば現在の人々も知らない人が多く、身近でないと思います。

しかしこの高橋さんはちょうど昭和30年代後半~現在まで大活躍されている時代劇スターでおられるので、現在でも知らない人はおそらくいないといっても良いのでは。

また、幅広くCMからTVドラマ、時代劇に出演されているので 信頼と安心があると感じます。

(ホームドラマに出てきそうな人ですねぇ。)

高橋さんは愛妻家でおられ、スキャンダラスなことが一切ない。これは、他の俳優さんも見習って欲しいものです。

まぁ、考えようによってはちょっとスキャンダラスがあった方がPRにもなるという考え方もありますが、浮気だの離婚だのDVだの・・というのがTVに出されるのは見ていて見苦しいですね。 

高橋さんは一切ない。笑 なにか清純な俳優的なところが魅力なのではないでしょうか。

 

(若いぃぃぃぃ!)

若い日の高橋さんは「けんかえれじい」でデビューされたとのことですが、時代劇もさることながら、日活の任侠ものにも出ておられ、かなりのシリーズがリリースされていました。「男の代章」シリーズがそれでしょうが、じっとカメラフェイスを見てみると、ワルをしょったヤクザというより 坊ちゃんヤクザ でなにか板についていないみたいでした。でも 兄貴の風格はありましたからこれはこれで良かったのでしょう。

(綺麗な顔した坊ちゃんヤクザですね。笑)

 

昔の高橋さんは寡黙であまりしゃべらなかった。また、しゃべってもぎこちなかった感じでした。しかし現在の高橋さんはバラエティ番組で手をたたいておおはしゃぎです。74歳になられたとのことなのでもういいジィさんですが、風格もあり5つぐらいは若く見えるから、できれば私も高橋さんのような素敵なジジィになりたいなとこのごろ思います。

 

 

以前は 関電のCMで原子力発電のCMされていましたがフクシマの件であれはご本人も まいったな と思われたでしょうな。

上は確定申告のCMらしいです。こうみると・・CMて大事ですね。

 

 

安全と信頼のヒデキさん、いつまでもお元気でこれからも大活躍していただきたい稀有な時代劇俳優さんですね。


時代劇とヒーローもの その72 NHK大河ドラマ「西郷どん」(せごどん)

2018-01-31 21:48:35 | 時代劇とヒーローもの

ひさびさNHKの大河ドラマを見ました。

このごろの時代劇は放送法や視聴者からのクレームなどが多く寄せられることから視覚的にも「えぐい」ものはないし、残虐なシーンもないし(といって望んでいるわけでもないのですよ)、その割には時代考証も頓珍漢だったり・・・本来の時代劇の凄味に欠くものもおおいことから見なかったのですが、大河ドラマにチャンネルを合わせるのはひさびさでした。

視聴者は面白く、きれいなものが好き。とくにこのごろは女性の活躍にスポットをあてないと視聴率にも影響するから先般のような女城主とか篤姫とか・・女性の物語も多いようです。


こういえば反目を買うかもしれませんが当時は女性の身分はひくく。女性が殿様に軽々しく「貴方、〜なんですよ」みたいなバラエティ番組のような物の言い方などしなかったと思われ、つくづく本当に時代劇なのかと思ってしまうことが多かった理由から大河ドラマなど見なかったのです。

しかし、今回はあの鹿児島の武骨な英雄 西郷隆盛の人生を描くとのことでしたのでどう描かれるのか興味がありました。原作は林真理子さんなのである程度女性の味付けはあるのを覚悟で見ました。

感想は・・半々ですね。笑

 

と言うか自分にも勉強不足の責任があるのですが、歴史をあらかじめ知っておかないとストリーについていけない点。特にお家騒動の部分などはよくわからない。島津藩の城主も一般的に徳川家、豊臣家、織田家ほどには知られていないので「島津斉彬」て誰?てことになります。チャネラーの人も鹿児島は島津藩ということも全国的に本当に知られているのかとも思います。


良いところは下級武士は農家と兼ねていて武士と言うだけで貧しい武士も多かったという点はかなり現実に描かれておりこれは良いと思います。いままでの時代劇は武士と言うだけで二本差しはともかくいつも裃を着てきれいに生活しているというステレオタイプの映像を流しているのは間違いであったはずです。武士だからと言ってたべものも贅沢しているわけでなく白米などはほとんど見なかったというのも正しいと思えます。

さて、西郷さんですが、鈴木亮平さんという体格が大きい俳優さんをもってこれたのはよかったかもしれないです。いわゆる美男子でないところが。笑 武骨でタフな西郷さんのイメージには福山雅治の竜馬よりは良いと思いました。また鈴木さんの熱演もなかなかのもので覇気があるのはよかった。


西郷さんは幕末から明治維新にかけての革新の英雄でしたが最後は政府にたてつき「西南戦争」で自決するのでした。この辺がどう描かれるのか非常に興味があります。なぜそうなったのか?武士としての死に場所を見つけたかったのか?など・・

私は興味を持つと続けてみる方なのでひさびさ大河ドラマが楽しみになりました。(まぁ一般的には視聴率は悪くなるんじゃないでしょうか?視聴率は出だしで歴代ワースト2らしいです。)


時代劇とヒーローもの その71 中尾彬さん

2018-01-07 18:00:28 | 時代劇とヒーローもの

 

新年ことはじめの時代劇ヒーローは中尾彬さんとさせていただきました。

 

中尾彬さんはとにかく器用で活動が幅広いオールラウンドプレイヤーと思います。いつもニコニコしている笑顔がいいですね。

お笑い番組からシリアスなドラマ、悪役ボス、特撮司令官、時代劇など結構TVで活躍されている俳優さんです。

 

時代劇は悪代官や親分みたいな役多いですね。貫禄があるから適役ですね。

 

しかし若い時の中尾さんは結構スリムで粋な青年ていう感じでした。(写真はお借りました)

どの役柄が良かったとか印象はないのですが「あ!中尾彬さんだ」とわかります。これは大事ですね。

皆様もご存じのように愛妻家でおられることも。お料理も上手いし、絵も上手い。

そのような中尾さんは75歳とか。5つぐらいは若く見られるとは思いますが結構なジジィですね。

奥様と仲睦まじく、いつまでもお元気で活躍いただきたいものです。