ミラーマンの藤本武役で大活躍された工藤堅太郎先生の時代劇小説が4月に販売されました。工藤先生は長い役者キャリアの中でもお父様が剣道の武道家でおられたこともあり時代劇への思い入れもひとしおです。昨今時代劇は衰退の傾向にはありますが根強いファンも多く工藤先生の一連の作品のデビューを心待ちにしておられる方も大勢おられます。
今回は「葵の若様 腕貸し稼業」とタイトルされ、浪人水川敬之介の活躍を描く時代劇小説となっています。
作品タイトルから・・
「萬、腕貸し仕り候」なる看板をぼろ長屋に掲げ、様々な厄介事を請け負う浪人・水川敬之助。実は徳川の血を引く正真正銘の若様だった。庶民の暮らしの中で己を磨くため、屋敷を出たのだ。腕貸し業と道場の師範代で糊口をしのぐ敬之助だったが、三つ葉葵の御紋が印された銃弾で、罪なき人々を襲う〝辻撃ち〟が頻発。徳川の威信を守るため、敬之助
は葵の剣で悪を斬る!
と「斬り捨て御免」シリーズとはまた変わった味わいの時代劇小説となっています。
葵の若様 腕貸し稼業 と検索するとAMAZONや楽天BOOKなどで出てきますので購入も実に簡単です。私の場合楽天BOOKで購入しましたが送料無料となっておりました。
お手軽な定価で楽しく読める時代劇小説ですのでおすすめしたいと思います。(読後感想は別途お伝えさせていただきます)
以下は既刊の工藤先生の時代劇作品をご紹介させていただきます。
「正義一剣」
人斬り四人組が江戸を震撼させていた。北町奉行の命を受けた隠密同心・結城竜三郎は、自らが標的となり、下手人を炙り出すことに。そんな折、鴉一味頭目の弟・薄玄次郎が二代目鴉一味を名乗り、凶悪な押込み事件を起こす!
「修羅のごとく」
闇夜に煌めく白き刃―隠密廻り同心結城龍三郎の家を黒い影が襲う!辛くも四人の賊を退けたが、残された直刀から、忍びの者による襲撃と睨む。若い女性の神隠し事件で、目白の寺を探り始めた矢先のことだった。なぜ龍三郎の命を狙うのか?神隠しとの関わりは?龍三郎は探索を進めるが、恋女房のお藤を人質にとられ…。幕府を牛耳る巨悪と対峙する!
「斬り捨て御免」
北町奉行榊原忠之に神道無念流免許皆伝の腕を買われ、悪を成敗する「斬り捨て御免状」を賜った隠密廻り同心・結城竜三郎。ある夜、残虐な押込みを働く凶賊鴉一味の男を見かけ、探索に動くが…。迫力の時代活劇、開幕!
などなど・・時代劇ファンはきっとその活劇を見るような流麗な小説の流れにうっとりとされると思います。
先般工藤堅太郎先生のご紹介研究動画をUPさせていただきましたが、工藤先生からなにがしかの連絡をくださるようなので先生とご相談の上時代劇小説への取り組みや思い入れなど生の声をこのブログや動画でお届けできればと考えています。また「夕日と拳銃」のDVDの発売のニュース、ミラーマンでの思い出などこちらから出向いてインタビューさせていただければ素晴らしい企画になると期待しています。
風泳社様や関係各位には厚く御礼申し上げますと同時に、引き続きご声援をお願い申し上げます。
管理人 よしひろ
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