五次元というのは、エネルギー粒子の密度や周波数、振動レベルをもとにした呼び方ですが、これまでご説明して来ました神界以上の領域よりは、エネルギーレベルがもう少し低い領域になります。一般的に、単に霊界と言えば、この領域のことのようです。別の言い方ですと、善人界ですとか、精神界などとも呼ばれます。
霊界は、エネルギー粒子の性質がそのまま現れる世界です。まして、五次元の振動レベルになりますと、エネルギー粒子の振動が、即座に現象化する世界になります。人間の思いは、そのままエネルギー粒子を振動させていることだとご説明して来ましたが、つまり、そこでは、思いが形になって現れるまでのタイムラグが無い、ということなんです。
これで、なぜ善人界などと言われているのか、お分かりになるかと思います。悪いことを考えたら、それが即座に現象化してしまう、つまり見えてしまう、相手に分かってしまうということですから、悪いことを考える人は基本的に存在することが出来ないんです。
あるいは、エネルギー粒子の振動レベルが高くなるということですから、これは、愛、誠実さ、尊敬、謙虚さ、親切、こうした高い波動レベルの性質に、より多く感応する世界ですね。そうした善意の人々が、集まって来る領域であるわけです。こうしたことから、善人界、精神界などと呼ばれるのではないでしょうか。
また、この領域は、人々が、仕事ですとか、食べること、生活することにまだまだ関心のある領域でもあると言われています。霊界、すなわちエネルギー粒子の世界は、エネルギーレベル自体が、生命力と言いますか活力なわけですから、本来、食べることは必要がありません。ということは、食料の生産も必要ないわけなんです。あるいは思いがそのまま形になる世界ですから、必要な物は、思えば現れてくるということなんです。
でも、お互いが、そういう食料ですとか、生活用品のようなものを生産したり提供し合うことによって、奉仕し合うことを喜びとする、そういう意識の世界であるということなんです。まあ、この三次元の地上も、本来ならば、そうであれば、いちばんいいのでしょうけれども、残念ながらそうはなって来ませんでした。
これから、五次元の世界に向かって行くということですから、今まであまり出来なかったそうした体験を、そこで思うさまやってみたいと思うのですが、いかがでしょうか。
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