なぜオメガ3は危ないのでしょうか?
オメガ3脂肪酸は、酸化すると毒性の強い「過酸化脂質」となり、体内に吸収されると細胞の機能異常を引き起こす可能性があるため、摂取には注意が必要です。
オメガ3脂肪酸は不飽和脂肪酸のため酸化しやすく、高温での加熱や光、酸素などによって酸化が促進されます。酸化してしまった脂質を摂取しても大部分は体内で分解されますが、摂取量が多くなると一部が体内に吸収されてしまいます。
オメガ3脂肪酸を多く含む食品には、亜麻仁油やえごま油、魚油などがあります。これらの食品を保存する際は、密封して冷蔵保存し、加熱用の使用は避けるようにしましょう。また、魚に含まれるEPAやDHAも酸化されやすいため、長期の冷凍保存や干物ばかり食べることは避けるのがよいでしょう。
さらに、食事以外から1年以上にわたってオメガ3脂肪酸を摂取すると、不整脈の一種である心房細動のリスクが上昇する可能性があることが示唆されています。
オメガ3脂肪酸を摂取する際は、妊娠中や授乳中、血液凝固に影響を与える薬剤を使用しているなど、自分の状況に応じてかかりつけの医療スタッフに相談しましょう。
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