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3号機水位不明…プール破損なら放水漏出の恐れ

2011年03月21日 | 日記
 3号機ではすでに、1425トンのプールの容量を大幅に上回る計3742トンが放水されているが、水位は依然として、不明のままだ。

 4号機については、プール自体が破損している可能性も指摘されている。

 プールでは通常、冷却水を循環させながら燃料を冷やしているが、地震で循環が止まり、水が過熱して蒸発している可能性がある。

 京都大原子炉実験所の宇根崎博信教授は「3号機に初めて放水した際、水蒸気が激しく噴出したことから見て、水は極めて少なかったはず。途中で拡散したり、プール以外にかかったりするため、実際にたまった水は放水量の数分の1ほどでないか」と指摘する。

 3、4号機ともプールがある原子炉建屋は爆発や火災に伴って、大きく損壊しており、がれきがプール上をふさいでいる可能性も否定できない。

 さらにプール自体が破損していれば、放水した水が漏れだし、水位が回復していない可能性もある。米紙ロサンゼルス・タイムズの電子版は18日、米原子力規制委員会の見解として、4号機の使用済み核燃料一時貯蔵プールの壁か床が破損している可能性を指摘した。

 プールの水面の周囲は高さ約1メートルの壁で囲まれている。通常、あふれた水は緩く傾斜した床を流れ、「ファンネル」と呼ばれる建屋内の排水溝に集まる。これが地下にある「ドレンピット」と呼ばれるタンクにたまる仕組みだ。

 その後、ポンプで廃棄物処理建屋に送られ、水中の放射性物質濃度が高ければ希釈などの処理が行われるが、停電でポンプは起動していない。経済産業省原子力安全・保安院によると、排水が流れる配管の健全性も確認されていないという。

 事故発生後、海水の放射能汚染に関するデータは公表されていないが、林勉・元日立製作所原子力事業部長は「原子炉建屋が損壊しているため、放水された水が下の階や建屋の外へ漏れ出す可能性は否定できない。水が建屋内の放射性物質を取り込み、土壌に染み込ませてしまう可能性も考えられる」と指摘する。

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