新型肺炎コロナウィルスの感染で仕事を失って、路頭に迷う。収入が激減して生活がままならない。その状況にもかかわらず、「あなたの稼ぎが悪い。」とムチのような言葉の暴力につい逆上、相手を殴り殺してしまった。悲しい事件ですね。思ったことをあっさりストレートに言える。どうでしょう。よく思い出すのが昔話の「笠地蔵」です。お正月のお餅を買うために編んだ笠を持って村まで売りに行ったが、一つも売れず、帰り道で雪をかぶりそうなお地蔵さまに笠をあげて、手ぶらで帰ったおじいさんにお婆さんが言った言葉、「それはお地蔵さまもたいそうお困りでしょう。良いことをしましたね。」すごーく、ほっとした気分になりました。なかなか言えませんよ。お正月はおろか明日のおまんまもままならない状態で、叱咤激励の意味で「明日のご飯はどうするの、もっと稼いで来い。」と、これに発奮して頑張れるご亭主と逆切れして殴り殺してしまうご亭主がいただけのことですが。寒いですね。言葉には魂が宿るといいます。よほど考えて発言しないと、殺人は塀の中です。小生は笠地蔵のお婆さんの言い方、(本心は別として)好きです。次はなんとか稼いで二人でお餅を食べようと思います。新型肺炎コロナウィルス、感染蔓延でストレスがたまります。苦しい時ほどその人の真価が問われますね。お前、百まで、わしゃ、九十九まで、仲良く暮らしたいものです。
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