新型肺炎コロナウィルス感染拡大の影響もあって、五輪延期が決まった途端に、首都東京の感染者数が一気に増えました。本年はオリンピックイヤーでもあり、多くの観光客を見込んで、観光立国として好景気に盛り上がるはずでした。しかし、外国からの観光客は中国を中心にキャンセルが相次ぎ、国内でも外出自粛、五輪延期で経済損失は6,400億円、株価も一時20,000円割れなど、経済の大きな打撃を与えました。日銀は上場投資信託や米ドル円相場にお金を投入して、日本の株価を下支えして、アベノミクスが瓦解するのを防いでいます。アベノミクスは一部の大企業やお金持ちのために、富裕層が潤うと貧困層にもお流れが少しは、という、一般庶民には好景気感を感じない政権与党、自民党らしい政策です。これで自国の経済が強くなるんでしょうか。凡人には計り知れません。いずれにせよ、観光客頼みの、中小のホテルや飲食店の業界は株価より、日銭が死活問題です。何やら実体のないところへお金を投入して、砂上の楼閣ばかりを飾っているんじゃないかという懸念がしますね。資源がない国だから、観光産業も良いけど、偏りすぎるとよくはないですね。さらに感染は拡大するでしょうし、経済面でも新たな問題が起きなければ良いですが。
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