ドコモ、最悪のマイナス…9月の携帯電話契約数
読売新聞 10月8日(火)7時25分配信
携帯電話各社が発表した9月の携帯電話契約数によると、新規契約数から解約数を引いた数で、NTTドコモがこれまでで最悪の6万6800件の純減となった。
9月20日に米アップルの「iPhone(アイフォーン)5s」と「5c」を発売したが、在庫不足などが影響して新規契約に十分結びつかなかったとみられる。
ドコモがアイフォーンを取り扱う期待感が高まり、9月前半に買い控えがおきたことも販売鈍化に影響した。
一方、KDDI(au)とソフトバンクモバイルは、純増数がいずれも20万件を超えた。旧モデルの「アイフォーン5」を購入した顧客にキャッシュバックをつけるなど販売促進を進めたためで、ドコモが番号持ち運び制度(MNP)による契約者の増減で13万3100件の転出超過となったのに対し、KDDIは24か月連続首位の11万800件増、ソフトバンクは2万2700件増だった。
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