東日本大震災の際に、気象庁が津波警報で発表した「予想される津波の高さ」について、岩手、宮城両県の避難者の7割近くが、最初の予測しか見聞きせず、その後、「高さ10メートル以上」に引き上げられたのを知らなかったことが、内閣府などの調査で27日、わかった。
調査は今月、避難所や仮設住宅の住民(岩手391人、宮城385人)を対象に行った。地震発生3分後に出された最初の津波警報では、津波の高さを「岩手3メートル」「宮城6メートル」と予想したが、その後、いずれも「10メートル以上」に引き上げた。
しかし、調査の結果、岩手で63%、宮城で74%の人が、更新された情報を知らなかったと回答した。「予測の高さなら、避難しなくても大丈夫」と判断した人が、岩手で10%、宮城でも3%いた。
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