保育園児の病欠人数などから、おたふくかぜやインフルエンザなど感染症の流行をいち早くキャッチするシステムを国立感染症研究所が開発した。
厚生労働省を通じ、全国約2万3000か所の認可保育園に協力を呼び掛けている。
従来の流行調査は、全国の医療機関の受診者数を1週間ごとに集計していたため、刻々と変化する現場の状況に遅れがちだった。感染研は昨年、小中高の欠席状況を毎日集計する仕組みを導入。今回のシステムは、免疫力の弱い乳幼児の流行をとらえるのが狙い。
協力する保育園は、感染研の専用ウェブサイトに毎日、病気ごとの欠席者数や、頭痛などを訴えた園児数を入力する。園ごとに集計表やグラフが作成されるので園内の動向を整理しやすくなるほか、欠席者が一定数を超えると、担当医師に電子メールが届く。近隣地域での流行状況もわかる。
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厚生労働省を通じ、全国約2万3000か所の認可保育園に協力を呼び掛けている。
従来の流行調査は、全国の医療機関の受診者数を1週間ごとに集計していたため、刻々と変化する現場の状況に遅れがちだった。感染研は昨年、小中高の欠席状況を毎日集計する仕組みを導入。今回のシステムは、免疫力の弱い乳幼児の流行をとらえるのが狙い。
協力する保育園は、感染研の専用ウェブサイトに毎日、病気ごとの欠席者数や、頭痛などを訴えた園児数を入力する。園ごとに集計表やグラフが作成されるので園内の動向を整理しやすくなるほか、欠席者が一定数を超えると、担当医師に電子メールが届く。近隣地域での流行状況もわかる。
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