<大飯原発>「連鎖事故」の試算指示 規制委
毎日新聞 5月2日(木)19時48分配信
原子力規制委員会は2日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の新規制基準への適合状況を調べる検討チームの会合を開いた。関電側は、3号機で炉心溶融事故が発生するシミュレーション結果を提出し、「施設内の要員や資機材で初動対応できる」と報告した。これに対し規制委側は、3号機だけでなく4号機も事故を起こす「連鎖事故」のケースでも検討するよう指示した。
関電のシミュレーションは、3号機で大規模な配管破断が発生し、さらに緊急時に原子炉へ水を送る非常用炉心冷却装置も使えない、との想定。だが、「4号機には異常がなく、外部電源も使用できる」との前提で試算していた。規制委の更田豊志委員は「3号機が過酷事故を起こす中で、隣接する4号機の状況に考えが足りていない」と指摘した。【中西拓司】
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