「こうのとり」観測装置データ、一部回収できず
読売新聞 9月13日(金)8時22分配信
宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は12日、無人補給船「こうのとり」4号機が7日に大気圏に突入した際、搭載していた観測装置「アイボール」から地上に送られるはずだったデータを一部回収できなかったことを明らかにした。
データは、地球に帰還できる宇宙船などの開発に役立てる予定だった。
アイボールは、直径40センチの球形で、カメラや温度計などを内蔵している。大気圏突入後にこうのとりから放出され、南太平洋上に着水。加速度や位置情報などのデータは送ってきたが、温度や圧力、画像などの主要データが欠損していたという。JAXAが原因を調べている。
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