日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)は8日午前10時36分、原子炉内の核分裂反応が連鎖的に起きる「臨界」の状態になった。
もんじゅの臨界は1995年12月のナトリウム漏れ事故以来、14年5か月ぶり。
6日に運転再開したが、直後の同日深夜から原子炉内の放射性物質検出器が連続誤作動するトラブルが発生。試験工程に影響はなく、当初の予定通りに運転3日目で臨界を達成した。
臨界は、原子炉内の出力が安定している状態を示し、発電を行うための最初のハードル。もんじゅは94年4月に初臨界し、95年8月からは発電を開始したが、同年12月の事故後は長期停止していた。
再臨界後は、出力を1・3%以下に抑えた試験運転を7月下旬まで実施。その後は各施設の点検などを行い、発電は来年4月以降を予定している。
高速増殖炉は、原子炉内で燃やした量以上のプルトニウムを生成できる原発。資源小国・日本が進める核燃料サイクル政策の柱と位置づけられており、2050年の実用化を目指している。
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