阪神淡路大震災から２０年。

ゴォーゴォーと地の底から響く地鳴りと全身が投げ出されるような凄まじい揺れ、そのトラウマから神戸市民の多くはわずかな揺れにも恐怖を感じるはずである。阪神淡路大震災、１月１７日を起点に人生が一変した人も多いことだろう。そして２０年が過ぎ去り大切なものを失い、また新たに大切なものを手にできた人々、まさに悲喜交々、人生何があるかわからない物です。６，０００人を超える犠牲者を出しながら、現在に至るわけですが、本当に無事だったのが不思議といえば不思議、犠牲者の方の冥福をお祈りします。さて今日は珍しく長田区へ買い物に出かけたんですが、困ったものです、お客さんが少なすぎます。それもそのはず、立派なショッピングモール、何階建てもある大きな入れ物に商店がない。活気が全く感じない。一言で言ってしまってはおこられるんですが、ゴーストタウン一歩手前です。簡単に言えばお客がいないから商売が成りゆかない、だからお店をたたんで撤退する、お客さんはお店がないので立ち寄らない、の悪循環。この町は東は神戸駅界隈のハーバーランド、三宮ほどではないにせよ。西の拠点にふさわしい場所なんですが、昔からシューズの町として神戸の産業を支え、鉄人２８号も雄たけびを上げているんですが、震災で人口の減少が著しく地場産業も苦しい状態が続いています。何か客寄せのための思い切った定期的なイベントを立ち上げるなど、市行政も頑張ってはいるんでしょうけど、震災２０年は取り戻せていないのが正直なところです。もっとアッという企画、頑張って長田。千客万来祈願します。