「イプシロン」を初公開=27日打ち上げ「準備万端」―鹿児島
時事通信 8月20日(火)18時20分配信
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で、新型固体燃料ロケット「イプシロン」1号機の打ち上げリハーサルを報道陣に公開した。イプシロンの機体公開は初めて。世界初の惑星分光観測衛星「スプリントA」を搭載し、27日午後に打ち上げられる。
リハーサルでは本番と同様、電気系統の点検や機器類の確認作業を実施。整備塔から発射点へ機体が移動する様子が公開された。
森田泰弘プロジェクトマネジャーは記者会見し、「ほぼ準備万端整いつつある」と述べた。イプシロンは小惑星探査機「はやぶさ」などを打ち上げた固体燃料ロケット「M(ミュー)5」の後継機で、「固体ロケットは存続の危機にあったが、頑張って良かった。準備を進め、成功を勝ち取りたい」と意気込んだ。
また今後の開発について、森田氏は「希望的観測だが、高性能低コスト版イプシロンを2017年度にもデビューさせたい」と言及。「これからのロケットは打ち上げの仕組みをシンプルにし、効率的に高頻度に上げることが大切。世界をリードする姿勢を貫く」と強調した。
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