日本建築学会(東京)は4日、東海・東南海・南海の三つの地震が同時に起こる「三連動地震」に伴って発生する「長周期地震動」により、東京、名古屋、大阪の三大都市圏にある超高層ビル(60メートル以上)で、振れ幅2~4メートルの揺れが最大で10分程度続くとする調査結果をまとめた。
同学会は「かつて誰も経験したことのない揺れ」としている。ビルが倒壊する危険性はほとんどないが、一部では傾きが生じたり、はりと柱の接合部が破断するなど、構造面での重大な損壊が予想されるという。
長周期地震動は、ニュージーランドの大地震や阪神大震災などの直下型地震による短時間の激しい揺れとは違い、ゆっくりとした長い揺れが特徴。特に、高層ビルや石油コンビナートなど巨大な建築物では、共振で揺れが増幅する可能性があり、大きな被害をもたらすことがある。
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同学会は「かつて誰も経験したことのない揺れ」としている。ビルが倒壊する危険性はほとんどないが、一部では傾きが生じたり、はりと柱の接合部が破断するなど、構造面での重大な損壊が予想されるという。
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