文部科学省の調査で、宮城県から千葉県沖にかけて南北約300キロの幅広い範囲で、海底の土から通常の値を上回る放射性物質が検出された。
福島第一原子力発電所から漏れ出した放射性物質が、広範囲に拡散している実態が裏付けられた。
調査は、9~14日に沖合の12地点で海底の土を採取して、放射性物質の濃度を測定した。
これらの海域では通常、セシウム137の濃度は土1キロ当たり1ベクレル程度だが、同1・9~320ベクレルが検出された。
濃度が最も高かったのは、同原発の沖合約30キロの地点。同原発から80キロ離れた宮城県の岩沼市沖でも同110ベクレル、120キロ離れた茨城県東海村沖でも同50ベクレルが検出された。調査地点で最北の宮城県気仙沼市沖は同7ベクレル、最南の千葉県銚子市沖は同1・9ベクレルだった。
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