和の独り言=PART-2

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私にとって「IR」とは?

2020-03-26 | 自分史・雑感

 新聞やラジオのニュースでは新型コロナウイルス関連の話題が大きく扱われている。だが、今日のニュースでは横浜市議会が IR 関連で動きがあったようだ。
 IRとは Integrated Resort の略で、統合型リゾートの意。リゾートと聞けば旅好きな私にとって関心がないわけではないが、実際は中国のマカオや米国のラスヴェガスなどの賭博場を連想する構想らしい。

 鉄道ファンの私には北陸新幹線の開通で石川県内の北陸本線が第3セクターに移行っした IR 石川鉄道 Ishikawa Railway や、光学分野で赤外線 InfraRedなどを思いつくのだが。
 私にとっての本命は Information Retrieval 情報検索という語であろう。今は死語に近いのかな。横浜の新聞博物館で某新聞社の記事を検索した時に世話になったマイクロフィルムなどは、どうなっているんだろう。インターネットで簡単に調べられる時代だし。

 私が勤め先で定年前に担当したのが、米国に本拠をもつ  DJN/R (ダウジョーンズ・ニュース検索サービス)の東京サブシステム開設の仕事だった。このために相手側の担当者とは数回お互いに行き来した。
業務・営業担当の S 君と一緒にシステム開発担当として、米国ニュージャージー州プリンストン近くの South Brunswich にある同社のデータセンターに3回ほど出かけている。
 カリフォルニア州のUCバークレー校に留学経歴を持つ彼との訪米で、SWL(海外短波放送受信愛好家)とかハム(アマチュア無線)での海外局との交信ぐらいしか英語を使った経験しかない私にとって本当に心強い同伴者であった。

 1989年4月 この時は採用予定のコンピュータ メーカーとの打ち合わせのため、帰途に私ひとりでカリフォルニア州のシリコンバレーをも訪ねている。
 1989年10月、1991年3月にも同データセンターを訪れている。相手側システム開発の担当者がロシアから移住して数年という人で、彼が話すロシア訛りの英語を理解するのに苦労した覚えも、今では楽しい思い出の一つになっている。

 東京に開設したこのシステムは今は使われていないだろう。
「IR」 という語に惹かれて昔を思い出した一駒、およそ30年ほど昔の話である。

 

 


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