寝室は裏庭に出て棟続きの別部屋である。入り口の玄関を入りとELの先端が迎えてくれる。
この宿は貸し切りタイプなので今夜は我々の家族のみ、寝室は二つあり息子一家と年寄りと別れて利用する。部屋は寝台車風の造りだが寝床は床に布団を敷く形だ。私は床に寝ると立ち上がれないので、前もってベッドを用意してもらったが。浴場は沸かし湯の大きな五右衛門風呂で、孫は嬉しそうに飛び込んでいた。
翌朝も本屋に戻ると、孫は早速にプラレールを張回している。部屋の一角には昨夜にはなかった16mゲージの模型が運び込まれてあった。やはり宿の主も鉄道マニアなのだ・
二日目の出発、宿の玄関先で記念写真を撮ってくださった。この写真には写っていないが、玄関脇には軽貨物の荷台にSLの窯を乗せたのが駐車している。これが宿の目印なのだが。
宿のご夫妻のお見送りを頂きながら、谷村町駅11:26発河口湖行きに乗る。三つ峠駅付近からは進行右側に三つ峠山が見える。御坂峠側から登ったことはあるが、表入り口にあたるこちら側から登るのはキツイことだろうと思う。
このあたりからは場所によって左右の車窓から富士山が大きく見える。息子一家は途中で降りてしまった。富士山駅で進行方向が反転し、終点の河口湖駅に12:23到着。改札を出ると駅前のバス乗り場は外人客を含めて観光客で一杯。河口湖、山中湖へ向かうのか、それとも富士5合目へ向かうのか。
我が家へ向かう甲府行きのバスは出たばかりで、次の便までは2時間ほど待たなければならない。鉄道利用で帰ることにする。
=続く
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