仙台市指定天然記念物である「子平町(しへいまち)の藤」と呼ばれる、
由緒ある藤棚のあるお庭が、毎年1週間だけ開放される。
この藤は、1593年、伊達政宗が朝鮮出兵した際
、朝鮮から鉢植として持ち帰ったものを、
仙台藩に代々御大工棟梁等として仕えた家柄の
千田家が拝領したと伝えられるものである。
仙台駅から、路線バスで20分ほどのところにある住宅街の中、
千田家の古いお家の広いお庭には
、個人の住宅のお庭にあるとは思えないほど
予想以上に大きな藤棚に、すばらしい香りを放つ薄紫の藤が見事に広がっていた。
今日はお琴の演奏もあった
花房もたぶん例年よりも短め(説明文には、
1mを越える長さになる・・とある)のようであったが
、カーテンのように垂れ下がる花房の間を散策し、
藤の上品な香りを楽しみ、ほ〜っと癒されたのである。
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