コロナ禍の中でしたが、ワクチンを2回打ったし、家に閉じ籠ってばかりいられないので、孫を連れて一泊旅行をしてきた。
実家をとうとう解体する。
何年も徐々に不用品の整理をしてきたが、先日タンスの中から富山の薬箱が出てきた。
これは、60年ほど前、松本に住んでいたころ、定期的に「富山の薬売り」の人が、薬を入れておいた薬箱だ。縁側で薬を入れ替えていたのを、小学生の頃だったが見て覚えている。「トンプク」「熊の胆」など飲んだことがあった。
富山の薬売りは、松本から岐阜に引っ越して以来60年、お目にかかっていない。
あとがき:
「廣貫堂」とあったので、NETで調べてみたら、今も手広く営業している会社で、「よかった」。NETには見覚えのあるデザインの薬袋が載っていた。
地元の地域でもようやく、プレミアム商品券の購入案内が配布された。
3割の補助が付くが、2月末までに使い切らないと、使えなくなるから気を付けないといけない。近くのスーパーで使えたら買いたいが、まだ対象店がわからないので購入に躊躇している。
先日、ラジオで、『手紙は相手から来た内容は手元にあるからいいが、相手に送った手紙は、手元にないから後になって何を書いたか忘れてしまう。ちなみにmailは、送信履歴を残すことができるからその点、いい。』
こう話していたのを聞いた。
まさにその通り。もう、50年以上も前に届いた手紙。押し入れにあった手紙を紐解いて懐かしく読んだが、その時なんと書いて送ったか、またなんと書いたときの返事だったのか、知りたくなる。でも今になっては勿論すっかり忘れてしまっている。かろうじて書き損じがあると少しは分かるときもあるが。。
今の若者は手紙を書くこともなく、mailやLINEなどでコミュニケーションしている。ただ、50年も履歴を残すことはないだろう。