マルジャンの日記

ハロー!プロジェクトや競馬、野球、サッカー、格闘技、モータースポーツを愛するマルジャンの日常が書かれている日記です。

7月19日

2007年07月19日 23時28分32秒 | IT
民放テレビ局、前期2割が営業赤字という決算報告が出ました。この赤字局の比率が将来上がっても
おかしくはありません。キー局なら映画やイベントなどの放送外収入も期待できるので設備投資にお金
がかかってもカバーできます。しかしネット局ではそうした収入は大きなものは望めません。一方地上デ
ジタル放送に関する費用はかかります。そういう費用の支出が一段落するまで赤字が続く可能性があ
ります。

またそうした地上デジタル放送関連の支出が減っても今度はネット放送との競合が発生することも考え
ないといけません。エリア制があるので今の時点では心配はいらないかもしれません。しかし視聴者の
要望で地元で見られない番組がインターネットを通じて見られるようになればネット局への広告収入が
減る恐れがあります。

個人的にはその地域の地上波で見ることができない番組をネットで視聴、それを録画できる仕組みを整
えてほしいと願っています。それでネット局の経営が危うくなるというのであればある程度の有料制もや
むを得ないと思っています。例えば料金の半額をネット局に分配するといった仕組みを整備すればダメー
ジも軽減できるのではないでしょうか。

あとは都道府県など自治体がこの先ネット局をどうするのかという将来像を提示することが必要ではない
かと思います。自前で放送局を増やすのか、隣接県と共同で整備するのかといった提案をしていかないと
経営が危うくなって見たい番組が見られなくなる可能性も出てきます。現在でも見られる番組の量に地域
差があるだけにその格差を埋める意味でも動くことが求められている気がしてなりません。