８月１７日

今週のＪＲＡの開催は馬インフルエンザのため中止になりました。感染源はこれから突き
止めるそうですが、ワクチンの接種を行い、検疫も厳しい日本でなぜ今頃馬インフルエン
ザが流行っているのか、不思議でなりません。メイショウサムソンも感染していて凱旋門賞
出走も危ぶまれています。ウオッカといい今年は行く前に高いハードルが立ちはだかって
います。

ホテルや馬運車の関係者のインタビューも流れていましたが、競馬に携わる人への補償
はどこまでなされるものなのでしょうか。１９７１年の流行時はトウメイが取り消しが相次い
だ有馬記念を制し年度代表馬に選ばれたり、ロングエースが七夕ダービーを制したりと２
ヶ月の開催中止が様々な影響を与えました。今回もしそこまで開催が中止されると前回
以上の影響があるのは間違いありません。デリバティブで収入減少を補う工夫も必要でし
ょうし、診断速度を上げて無事出走にこぎつけられる努力も必要でしょう。

人も馬も運命が狂わされないよう、一日も早く沈静化されることを願うだけです。