４月１０日

今日は統一地方選挙の前半戦、都道県知事・政令市長・道府県議員・政令市
議員選挙の投開票が行われました。首長は現職が再選を果たし、大阪では
大阪維新の会が第一党になることが確定的になりました。
原発問題が争点の一つになっていたところも多かったのですが対抗馬が共産
党公認・推薦の候補のみだったり、新人候補が多く票が分散してしまったこと
もあり、現職の当選となったという見方もできます。不安はあってもリーダー
シップを発揮してもらいたい意識が働いたかもしれません。これからも発生
するであろう自然災害に対しどこまで対処できるのか、職の責任の重さを感じ
てほしいです。
そして大阪府議選・大阪市議選では橋下知事の大阪維新の会が第一党となる
ことが確定的となりました。大阪府・大阪市を再編し大阪都とする構想を持って
おり、停滞する政治に新風が入ることに期待している証とも言えます。実際に
実現するにはいくつかのハードルを乗り越える必要がありますが、それを含めて
既存政党への不満の裏返しがこの結果になったのでしょう。口では政界再編と
言っても実際は大規模なものが起きない現実をどのように受け止めているのか
勝ち残りたければ真剣に考えてください。