５月３１日

東京優駿（日本ダービー）は１番人気のドゥラメンテが父・キングカメハメハ
の記録を塗り替え、２３頭目の二冠制覇を果たしました。秋は菊花賞で三冠
制覇を狙うのか、それとも凱旋門賞を目指すのか、どちらにしても夏を越して
どこまで心身が成長するかにかかってきます。成長力のある母系なだけに
あとはテンションをコントロールできるか、それ次第でしょう。
ただ気になるデータもあります。第41回の勝ち馬コーネルランサー以降５回
ダービーレコードが更新されましたが、第46回のカツラノハイセイコは
京都新聞杯出走後長期休養、第55回のサクラチヨノオーは１年の休養、
コーネルランサーと第57回のアイネスフウジンは１回も走らず引退、
第71回のキングカメハメハは神戸新聞杯を優勝後、天皇賞（秋）前に
故障で引退を余儀なくされました。成長途上の３歳馬の激走は過大な負担が
かかるため、故障してしまわないか心配です。