政府は、国と地方の基礎的財政収支を2025年度に黒字化する財政健全化目標
を維持する方針を決めた、と毎日新聞が伝えています。新型コロナウイルス
に対応する支出が増えていますが、変更しないというのことは岸田文雄総理
と財務省との話し合いで目途が立っているということでしょうか。
新型コロナウイルスの感染者はオミクロン株への置き換わりにより急速に
増えています。しかし濃厚接触者となった医療従事者は毎日の検査で陰性が
確認できれば勤務できる、と厚生労働省が地方自治体に通知するなど医療
崩壊を避け、できる限り経済を回していく意思を感じます。
新型コロナウイルス関連の支出を抑え、財政再建の道筋を作ることが財務省
や岸田総理の役割と言えます。一方では将来の増税が経済成長を妨げる恐れ
があり、通常国会で与野党が財政再建や経済成長策について議論を深めて
ほしいです。
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