今年のケンタッキーダービーは2年ぶりに5月第1土曜日に開催されました。戦前
は混戦の予想でしたが、ボブ・バファート調教師のメディーナスピリットが逃げ
切りました。新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、マスクをしない人が
増える中での7回目の優勝はバファート調教師の優秀さを実証するとともに、
アメリカ国内の状況が良化していることを象徴しているように見えました。
ケンタッキーダービーから8時間後、阪神競馬場で天皇賞・春が行われました。
福永祐一騎手のワールドプレミアがGI2勝目を挙げましたが、緊急事態宣言が
発出されたため、無観客での開催となりました。生ファンファーレを聞くことが
できたのが幸いでしたが、がらんとした競馬場というのも味気ないものです。
新型コロナウイルスへの対応でしばしば諸外国と比較されますが、死者数など
少なくてもこれでよかったのか、検証する必要がありそうです。
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