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パソコン悪戦苦闘記録

描画モードのスクリーン利用で光の筋を描く~Photoshop Elements

 先日、画像編集ソフト Photoshop Elements で、「海底都市」の合成画像を作りました。
 海面には客船が浮かび、その下の海底に海底都市が広がるという空想画像です。

 その作品は、
  こちらの記事をご覧ください。
 
 上記の令和3年8月9日付けの記事の最後の方に、次の一文を書いていました。
「できれば水面下に、斜めに射す光線を加えたかったのですが、私の今の技量ではちょっと無理でした。いつかは、画像に、水面下の光線を付け加えることができるほどにレベルアップしたいものです。」
という文です。

 その「水面下の光の筋」を画像中に加えるテクニックに、今回、挑戦してみました。
 そう簡単にはいかなくて、それなりの技量が要求されます(・・・のように思われます)が、なんとかできました。
 
 Before と After の各画像が、下の2枚の画像です。

光の筋を加える前の画像


光の筋を加えた画像


 作業工程としては、
1 新規レイヤーを加え、黒で塗りつぶす
2 3本の白い線を描く
3 光線に見えるように変形させる
4 フィルター「ぼかし(ガウス)」でぼかす
5 描画モードの「スクリーン」を適用する
6 不透明度を適宜下げる

 以上の作業をやっていくことで、水面下に斜めに射しこむ光線光の筋を画像の中に描くことができます。
 上記の一連の作業の中で、私が戸惑ったのが、5番目の工程「描画モード」というものです。

 これまで、描画モードは、むつかしそうで、あえて無視してきました。描画モードを使わなくても、それなりの画像作成はできるだろう、だから無理して使う必要はないと、こういったスタンスでこれまできました。
 けれども、ここにきて初めて、「描画モード」を使う必要に迫られました。今回、描画モードについて学ぶ、いい機会となりました。

 描画モードとは、一言で表現すると、
「複数の画像をブレンドさせるときの、そのブレンド具合ないし種類」
です。
 たくさんの描画モードが用意されているのですが、今回利用したのは、その中の一つ「スクリーン」というものです。

 「スクリーン」は、
1 黒は透過するから、下の画像が現れ、
2 白はそのままに維持され、
3 その他の色は元画像より色が明るくなる
という3つの特徴がある描画モードです。

 黒い部分は透過するという特徴は、レイヤーマスクと同じですね。
 今回の画像編集作業では、黒いレイヤーに白色の光の筋を描いたので、スクリーンを適用することができました。その結果、白色の光の筋だけが残り、黒色部分は透明となるから、下に配置されているレイヤー画像が現れた、というわけです。

 このテクニック習得で、ちょっとだけPhotoshop Elementsの技量が上がった気がします。ちょっとだけ・・・。



それでは、また次の記事で
goosyun


《2021年8月13日追記》
 水面から射す光の筋の描き方、工程を、図で解説する記事を書きました。
  こちらの記事をご覧ください。
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