「水面から差し込む光の筋」
を画像中に描き込む方法を記事にしました。
描画モードの「スクリーン」を使うと、水中の光線を描くことができます。
描画モードの「スクリーン」の解説は、
⇒ こちらの記事をご覧ください。
水中光線を描く作業工程は、次のとおりです。
1 新規レイヤーを加え、黒で塗りつぶす
2 3本の白い線を描く
3 光線に見えるように変形させる
4 フィルター「ぼかし(ガウス)」でぼかす
5 描画モードの「スクリーン」を適用する
6 不透明度を適宜下げる
以上の作業を行えば、「水面下の光の筋」を画像中に描くことができます。
その作業工程を示すものが、下図です。
◆ 作業工程
【1】
まず、黒色レイヤーに3本の白い線を描きます。それが、上記の ① です。
白い線を描くには、長方形選択ツールを使い、白色で塗りつぶしました。
【2】
3本の白線を、放射状に変形させます。それが、上記 ② です。
「イメージ」メニュー中の[変形]-[自由な形に]を使うと、このように変形させることができます。
【3】
「フィルター」メニュー中の「ぼかし(ガウス)」を適用します。それが、上記 ③ です。
最も適当なぼかしの強さを選び、適用します。これで、斜めの白線をぼかすことができます。
【4】
描画モードの「スクリーン」を適用します。それが、上記 ④ です。
黒色部分が透過されるので、白線だけが画像に表示されます。
このようにしてでき上がった光の筋は、少々白の色が濃すぎるので、「不透明度」を適宜、調整します。これによって、水の色となじんで、より光の筋(水中光線)らしく見えるようになります。
なお、この素材写真(元画像)も掲載しておきます。
◆ 素材写真
このような素材を使って、合成画像を完成させました。
そして、完成した合成画像が、次のとおりです。
◆ 完成の合成画像「水中遺跡」
Photoshop Elements でも、かなりのことができるので、いろいろと楽しめます。
それでは、また次の記事で
■■■■ goosyun ■■■■
《2021年10月9日追記》
上記作品「水中遺跡」に、さらに手を加えてみました。
ダイバーの周囲に、ブクブクと浮き上がる水の泡を加えました。
⇒ こちらの記事をご覧ください。
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