単に、テキスト情報(文字列)の再利用であれば、IMEへの単語登録でOKです。
「ほげ」という読みを入力して、変換すれば、
「保毛保毛株式会社」と出てくるというものです。
これは、ほとんどの人が知っていて、よく利用されている機能です。
これと同じように、
Wordでの文書作成時、度々利用するコンテンツは、クイックパーツとしてテンプレートに保存(登録)しておけば、簡単に再利用できます。
クイックパーツとして保存できるコンテンツとしては、
複数行にわたる文字列や、図形、画像などの組合せも含まれます。
さらには、異なるフォントの組合せや、異なる大きさ(ポイント)のフォントの組合せなど、書式だって保存しておけます。
例えば、次のようなコンテンツです。
このようなコンテンツをクイックパーツとして保存しておけば、いつでも、簡単に呼び出して、再利用できるのです。
ご覧のように、氏名の上下の行間を広めにとり、メールアドレスの行と電話番号の行との間は、行詰めしているのですが、このような行間設定も登録して保持しておくことができるのです。
その度に、一から作成していては、無駄な時間がかかってしまいます。
私はこのようなクイックパーツを数多く作り、
標準テンプレート(Normal.dotm)に保存しています。これにより、いつだって、簡単に呼び出せます。
先日、ショッキングな出来事がありました。
標準テンプレート(Normal.dotm)に不具合が起きてしまって、破棄せざるを得ない事態が生じたのです。
Wordの標準テンプレートも、ファイルの一種です。
ですから、バックアップさえとっておけば、上記のような事態にも、なんら慌てる必要はありません。
ところが、油断していました。標準テンプレートのバックアップをとったのは、3年ほど前のことです。この3年の間に登録したクイックパーツを、すべて失ってしまいました。
あぁ、バックアップさえ、あれば・・・・・(もう、後の祭り)。
トラブル発生時に限って、大事なファイルのバックアップがないものです。こういうものです。
皆さんも、くれぐれもご注意ください。
なお、クイックパーツのいくつかは、私はWordマクロで呼び出しています。
マクロを使える方にとっては、目新しいものではありません。ですが、そうでない方にとっては参考になるかもしれません。近いうちに、Wordマクロを使ったクイックパーツの呼び出し方法を、このブログ記事で紹介する予定です。
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それでは、また次の記事で。
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