文書を作成するとき、文書中に作成日付を入れることが必要、なんていう場合が多々あります。
横書き文書の場合、多くは冒頭1行目の右端に、これが配置されます。
特に、ビジネス文書では、文書作成日の入力は必須で、これを入れていないと、上司等から注意を受けることになります。また、将来の自分自身のためにも、これを入れておくと便宜です。「あれ、これ、いつの文書だったかな?」ってことが、なくなりますから。
ところが、前に作成した文書を再利用して、上書き修正の方法で文書を作るときに、作成日付部分の修正をし忘れて、過去の日付のままになっていることがあります。
また、文書を作成したその当日が何日なのか、その日付を覚えていないこともあります。当日の日付を誤って覚えていると、その間違った日付を書き込むことになります。
そもそも、作成日付が必要なのに、ついついその入力を忘れてしまうことも、まれには、あります(・・・だって、人間だもの)。

【2】日付入力ミスの防止策
こういった事態を防ぐために、ワープロソフトWordには便利な機能が用意されています。
文書を開いた日付が、文書中に自動入力される機能です。
「フィールド」という機能です。特に、ひな形文書(テンプレート文書)に設定しておくと、日付を手入力することなく、自動入力されるから、便利です。
Wordのフィールドとはいったい何なのかは、前にチラッと書きました。
⇒ こちらの記事をご覧になってください。
文書中に「日付」フィールドを埋め込んで(設定して)おけば、文書を開くたびに、その当日の日付が、その箇所に自動入力されます。
・・・おぉ、こりゃ便利!
人間様が入力しなくても、Word自身が判断して、間違うことなく正確に入力してくれるのです。これが、フィールドです。
「フィールドなんてぇ英語、聞いたこともねぇや。」
という方だって大丈夫です。使い方、作り方は、ごく簡単ですから。
【3】作成手順
作成手順は、次のとおりです。
1 「日付」を自動入力したい箇所をクリックして、文字カーソルを置く
2 「挿入」タブの[テキスト]グループにある
[日付と時刻]アイコンをクリック
3 「日付と時刻」ボックスが開く
4 「カレンダーの種類」の▽をクリックして、
「和暦」か「グレゴリオ暦」かを選ぶ
5 表示形式の中から、好みの形式をクリック
6 「自動的に更新する」のチェックボックスをクリックして、
チェックを付ける。
7 「OK」ボタンをクリック
以上の手順で、上記1の位置に、「日付」フィールドが埋め込まれて(設定されて)います。
なお、上記4のカレンダーの種類ですが、
「和暦」は、元号が入った日本式の日付であり、
「グレゴリオ暦」は、いわゆる西暦のことです。
【4】使用方法
上記手順で作成された文書の使い方、使用方法は、特に説明するまでもありません。その文書を通常どおり開くだけです。
その文書を開くたびに、当該フィールドの設定箇所に、その文書を開いた日付が自動入力されます。
日付の部分をクリックすると網かけ表示されるから、「ここにはフィールドが設定されています。」というのが分かります。その網かけ表示は単なる目印ですから、プリントアウトしてもその網かけが印刷されることはありません。
日付フィールドも、通常の文字と同じように、フォント種類、フォントサイズ、文字色などを、自由にフォント設定ができます。
【5】固定日付への変更
日付フィールドが設定された部分には、文書を開くたびに、その当日の日付に更新されます。この自動更新を止めて、固定の日付にしたいこともあります。
そうときは、日付フィールド内にカーソルを置き(つまり、網かけを表示させた状態にして)、
[Ctrl]と[Shift]を押しながら、[F9]キーを押します。
これによって、フィールドが解除され、通常のテキストになります。その部分をクリックしても網かけ表示が出なくなります。つまり、自動更新が止まり、固定日付へと変更されたことになります。
それでは、また次の記事で
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