業務処理用のデータベースシステムで、データが出てこなくなったと、慌てふためいています。
「ああでもないし、こうでもない。」と、システムの中を探っていったら、どうもこれまでの入力データがなくなっているみたいです。考えられるのは、何かの拍子に、データの上書き等をやらかしてしまったか・・・・。
というのは、本来あるべきファイル容量ではなく、ごく小さいデータ容量になっていたからです。
会社の業務に関係するトラブルなので、本社に黙っているわけにいかず、本社システム部に報告したら、
「そんな重要なデータを、だれもがアクセスできる場所に保存しているのが問題だ。」
とのお叱りを受けたそうです。
「2週間前のバックアップデータがあるので、それ以降のデータは、手作業の入力で復活させます。」
と、電話機に向かってペコペコ頭を下げながら、本社へ返答していました。
そうこうしていると、本社のシステム部から、
データを保存していた共有フォルダを右クリックし、出てくるダイアログボックスに「以前のバージョン」タブがあるので、そこにデータがあれば復元できる
とのアドバイスがありました。んで、その方法で試すと、最新のデータが見つかったようです。それで、無事に復元に成功したみたいです。
私の担当部署ではなく、隣の係のことでもあるし、「以前のバージョン」機能がどういうものなのか、詳しいことは分かりません。自動的にデータのバックアップが作成される仕組みが、Windows Server などに備わっているのかもしれません。
なんにしても、無事に解決したようで、何よりでした。
こういったデータ消滅などのトラブルは、予期せぬ時に、突然起きます。バックアップは、やはり大事ということです。
律儀にバックアップを取っている間は何の問題も起きず、そのバックアップが日の目を見ることがないので、つい、無駄な作業に思えてしまうものですが。
それでは、また次の記事で
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