SSDを取り付け後、Windows10のインストール時にトラブルが発生しましたが、これについてはWEBサイト情報をググって、解決ができました。
どういうトラブルだったかというと、
「新しいパーティションを作成できなかったか、
既にあるパーティションが見つかりませんでした。」
のエラーメッセージです。既にあるパーティションが見つかりませんでした。」
この解決方法は、昨日の記事に書いています。
⇒ こちらをご覧ください。
今回のテーマは、HDDの取り外しとSSD装着後の組み立てまでの、物理的な(ハードウェアの)作業で、思いのほか苦労した点です。
今までのSSD換装が実にスムーズに、順調に終わったことから、甘く見ていたのです。
この機種は、裏蓋全体を剥ぎ取らなければ、電源バッテリーやHDDにアクセスできない点でも、少々面倒なものでした。これまでに扱った機種はすべて、バッテリーは留め具をスライドさせるだけで容易に取り外せるものだったし、HDD専用のカバーがあるので、そのカバーを取り外せばよいという、メンテナンスについても考慮がなされた設計のものばかりでした。
でもまぁ、裏蓋全体を剥ぎ取ることは、固定ネジをすべてドライバで外せばいいだけなので、苦労という苦労ではないのですが。
つまづいたのは、次の4箇所です。
【1】メモリ脇のコネクタ
【2】バッテリーのコネクタ
【3】HDDの取り外し
【4】光学ドライブの収納
【2】バッテリーのコネクタ
【3】HDDの取り外し
【4】光学ドライブの収納
順に説明しましょう。
【1】メモリ部分にあるコネクタ
メモリスロットの脇に、有線LANから伸びたケーブルのコネクタがあります。裏蓋を剥ぎ取るに当たっては、まずこのコネクタを取り外す必要があります。そのコネクタが、裏蓋にくっついているからです。
私は、裏蓋は完全に独立しているものだと思い込んでいたので、何も考えずに裏蓋全体を思いっきり剥ぎ取りました。すると、裏蓋に付いていた上記コネクタが、強制的にはずされた格好になりました。結果的に、ケーブルがブチ切れたり、断線することもなく、自然に外れたからよかったようなものの、危ないところでした。後から考えたら、ゾッとしました。
【2】バッテリーのコネクタ
バッテリーを取り外すために、バッテリー固定の2か所のネジを外した上で、バッテリーを少しずらします。そして、バッテリーとマザーボードを接続するコネクタを抜き取ることになるのですが、これがなかなか抜けないのです。簡単に引っこ抜けるものではなくて、相当の時間を費やしました。
方法としては、グリグリと少しずつ、それこそ粘り強く緩めていくしかないのではないかと思います。手の爪が割れるほどの苦労をして、なんとか抜き取りました。メンテナンス作業では、バッテリーの取り外し工程は必須のものだから、もう少し簡単に取り外しができるようにしてもらいたいものです。
【3】HDDの取り外し
この機種は、HDDのマウンタ全体がゴム製という変わった造りになっています。マウンタの左手に、ケーブルガイドを兼ねたゴム製固定具があるので、それを外します。要領としては、ゴム製固定具(兼ケーブルガイド)からケーブルを抜き取った上で、ゴム製固定具を垂直に上方向(自分の体の方向)に引き抜くだけです。
この造りが分かっていなかったから、ケーブルがケーブルガイドに挟まった状態のままでゴム製固定具を垂直に抜き取りました。少し無理をした形になったのですが、ケーブルが無事でよかったです。これも、後から振り返れば、ゾッとする場面でした。よくぞご無事で、繊細なケーブルよ。
【4】光学ドライブの収納
新品SSDを装着後に、元通りに組み立てるに当たって、光学ドライブが途中で引っかかって、うまく本体に収納できませんでした。どうしても収納できないので、裏蓋の固定ネジを再度すべて外して裏蓋を剥ぎ取り、SSDのゴム製マウンタをきれいに固定し直した上で挑戦したら、なんとか入りました。半ば、強引に力ずくでしたが。もしかしたら、これで光学ドライブが故障して、トレイが出てこないのではないかと心配しましたが、組み立てが終わって動作させてみると、すんなりとトレイが排出されて、ホッとしたところです。
SSD換装後、取り出したHDDを外付けドライブとして使うのに便利なグッズがこれです。
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専門の業者にとっては、dynabook T554 シリーズ は、おそらく簡単にSSD換装ができる部類の機種かと思われます。
ですが、素人にとっては少々難しいかな、と感じました。
いい経験になりました。
それでは、また次の記事で。