「新しいパーティションを作成できなかったか、
既にあるパーティションが見つかりませんでした。」
のエラーメッセージが出ちゃいました。既にあるパーティションが見つかりませんでした。」
そのトラブル対処法です。
今回また、ノートPCのHDDを、SSDへ換装しました。
機種は、Toshiba製の dynabook T554/56KR です。
販売開始から、6年ほどが経過した製品です。
HDDのクローンをSSDに作成して、そのうえでSSD換装する方法もあるのですが、
【1】dynabookでは、クローンSSDの方法だとブルースクリーンが出てしまう事例がけっこう多いという情報を見かけたこと
【2】Microsoft Office 2013 のプロダクトキーがあるから、クリーンインストールでも Office の再インストールが可能であること
このことから、まっさらなSSDを装着し、Windows10をクリーンインストールすることにしました。【2】Microsoft Office 2013 のプロダクトキーがあるから、クリーンインストールでも Office の再インストールが可能であること
これまでに私がSSD換装を行った機種は、HDDを取り外すための独立の蓋が設けられていて、簡単にHDDの取り外しができるものばかりでした。しかし、今回の機種は、裏蓋全体を取り外す必要があって、苦労しました。
その物理的な作業の苦労、注意点は、機会があれば、また別の記事にしようと思っています。
今回の私の書きたいテーマは、Windows10インストール時のトラブルです。
作業の最初にまず、SSDのフォーマットをしました。その工程では、「ディスクの管理」ツールを使い、Cドライブを約600GB、Dドライブを約300GBとして、パーティション分割しました。
その上で、インストールディスクであるUSBメモリを使用して、Windows10のインストールを行いました。
「Windowsのインストール場所を選んでください。」の工程で、ドライブ0の600GBと表示されているパーティション(Cドライブ)を選びました。
すると、
「新しいパーティションを作成できなかったか、既にあるパーティションが見つかりませんでした。」
というエラーメッセージが出るのです。
経験のないメッセージなので、これには困りました。
そこで、対処策を探すために、WEBサイト情報をググってみました。
見つけた対処策は、USBメモリに格納されたインストーラデータを、インストール先のドライブ(パーティション)にコピーする、
そして、そのコピーしたインストーラからインストールを行う、というものでした。
方法も解説されていたので、そのとおりやってみるか、と一度は思いました。
が、「待てよ、他に何か方法はないだろうか。」と考え直し、さらにググってみました。
すると、「既存のパーティションを削除する」という方法も紹介されていました。
すでに何かがインストールされていると出てくるメッセージなので、パーティションを消してよい場合、削除する、というのです。
こちらの方がずっと簡単なので、まずこちらの方法から試してみることにしました。
「Windowsのインストール場所を選んでください。」の画面で、Windowsをインストールしようとしているパーティションを選択し、その下部に並んでいる「フォーマット」、「削除」、「新規」・・・などのメニューの中から、「削除」を選び、クリックします。
パーティションが、「割り当てられてない領域」になるので、「次へ」をクリックします。
すると、ファイルのコピーなど、インストールが始まりました。
後は、何の問題もなく、最後までたどり着きました。
今回、私がWindows10をインストールしようとしたSSDは、使い古しのものではなく、購入したばっかりの新品です。
そして、そのSSDに対して行った作業は、初期化、フォーマットのみです。
ですから、Windowsインストール前にすでに何かが入っている、というのはあり得ません。
ただ一つ、思い当たることと言えば、
SSDフォーマット時に、パーティション分割を行ったことです。原因として考えられるのは、これしかありません。だとするなら、パーティション分割は、Windowsのすべてのインストールが終わった段階でもできるので、SSDフォーマット時には分割は控えた方がいいのかもしれません。
まぁ、何にしても、少々回り道をしましたが、無事にSSD換装と、Windows10のクリーンインストールが成功して何よりでした。
今回のために購入したSSDは、Crucial(クルーシャル)社製SSD 1000GBです。
信頼できる会社の製品で、多くの人に購入されている人気商品です。
これには、9.5mmアダプターが付属しているのがたすかります。
今回もHDDを取り出してみたら、その厚さが9.5mmであることが分かり、SSDにこのアダプターを使用しました。これが付属しない製品の場合、別途購入しなければなりません。
それでは、また次の記事で。
《2019年08月24日追記》
エラー発生の原因が分かりました。
⇒ こちらをご覧ください。