そのモードの種類は、全部で25種類もあります。
そんなに多ければ、とても覚えきれない、使いこなせない、ってなりそうですが、心配しなくても大丈夫です。
25種類のモードが、その特徴ごとにカテゴリー分けされているからです。
一つ一つのモードの詳細を知らなくても、同じカテゴリーの中から、その場に適したモードを、その場で試して選べばよいからです。
どのような特徴で分類されているかというと、
1 暗くなる
2 明るくなる
3 コントラストを変えられる
などです。
本家本物の Photoshop であれば、
描画モード選択リスト上でマウスのホイールボタンをくるくる回すだけでプレビューが切り替わるので、モード選択がより簡単です。
一方、Photoshop の機能限定版 Photoshop Elements では、ホイールボタンをくるくる回しても、残念ながら、プレビューの切り替えはできません。そのため、各モード適用結果を見るには、いったん、リスト中のモード名をクリックして、描画モードを実際に適用してみる必要があります。それでも、適用前に戻すのは簡単です。ですから、その場その場で、適用結果を試すのは、Photoshop 程ではないにしても、同じく簡単と言えます。
「明るくなる」カテゴリーの中の代表選手は、「スクリーン」モードです。
スクリーンを使った画像については、
⇒ こちらの記事をご覧ください。
「暗くなる」カテゴリーの中の代表選手は、「乗算」モードです。
乗算を使った画像については、
⇒ こちらの記事をご覧ください。
「コントラストを変える」カテゴリーの中の代表選手は、「オーバーレイ」です。
オーバーレイは、
50パーセントグレー(中間調のグレー)は、透過します。
下のレイヤー、つまり基本色が
50パーセント以下(暗い)なら「乗算」を、
50パーセント以上(明るい)なら「スクリーン」を、
それぞれ適用します。
そうすると、
明るいところはより明るくなり
暗いところはより暗くなります。
その結果、ハイライトとシャドーがはっきりした、コントラスト、明暗の対比が強い画像となります。
同じ画像(レイヤー)を重ねて、「オーバーレイ」を適用すると、はっきり、くっきりした画像になります。
下の画像は、描画モード「オーバーレイ」の適用例です。
左側の【1】画像が、元画像(オーバーレイ適用前)、
右側の【2】画像は、オーバーレイを適用した結果です。
右側の【2】画像は、元画像を複製して上下2つのレイヤーとして重ね、上のレイヤーにオーバーレイを適用しています。
オーバーレイを適用した結果、はっきり、くっきりして、コントラストが強い画像になっています。
それでは、また次の記事で
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