これを使うと、文字の形に写真をくり抜くことなどができます。
使用方法はそれぐらいで、あまり使いみちはないかもな、と考えていました。ところが一つ、おもしろい使い方が見つかりました。
文字の枠線を作り、文字の内側に色を付けた上で、その色を少しだけずらすのです。
そうすると、なかなか味のあるデザイン文字ができ上がります。
下の画像を見てください。
「大忙しのサンタクロース」の文字のうち、「サンタクロース」の文字が、そうしてできた装飾文字です。
文字枠線と、枠線内側の色とが、少しずれているのがわかるでしょうか。なかなかおもしろい装飾デザインだと思います。
この画像のような装飾文字を作る手順は、次のとおりです。
1 画像中に、文字マスクでテキスト挿入
2 「編集」メニューの中の「選択範囲の境界線を描く」をクリック
(この作業で、文字枠線ができる。)
3 新規レイヤーを作成
4 ブラシを使って、文字の内部に色を付ける
5 選択を解除
6 移動ツールで上記4の色をずらす
これでOKです。
上記の手順の中でカギになる工程が、3番目の「新規レイヤー作成」です。
文字の枠線が入ったレイヤーとは別のレイヤーを新規に作って、そのレイヤーで文字に着色するわけです。枠線と文字色が別々のレイヤーだからこそ、その両者の配置をずらすことができるというわけです。
それでは、また次の記事で
■■■■ goosyun ■■■■
《2021年12月20日追記》
文字マスクを使うと、「炎が燃え上がる文字」も作れます。
⇒ こちらの記事をご覧ください。
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