「選択範囲の作成」です。効果を適用したい対象を選び取ったり、対象範囲の指定をする作業です。
まず画像内に選択範囲を作成して、それから、次の作業工程に進むという流れになります。
画像編集ソフト Photoshop Elements では、
選択範囲を作成するために、いろんなツールやコマンドが用意されています。
数多くのツールの中で、便利で、よく使うツールが、
自動で選択範囲を作成してくれるツールです。
ユーザーが必要なオプション値を指定するだけで、後はソフトの側で自動計算して、自動的に目的に沿った選択範囲を作ってくれます。
Elementsの最近のバージョンでは、技術の進歩が反映されていて、実に見事に、必要な選択範囲を作ってくれます。その結果の正確さ、見事さに、いつも驚かされます。
これは、一種の感動ですね。
「えらいぞ、Elements」って、
褒めてあげたくなります。
選択ツールには、ユーザーが一から、人の力による手作業で選択するものもあります。四角形選択ツールや、楕円形選択ツールは、もっぱら手作業用のツールです。そのほかに、ユーザーがフリーハンド等で複雑な形や、被写体の輪郭に沿って選択していくのもあります。
1 投げなわツール
2 多角形選択ツール
3 マグネット選択ツール
です。
もちろん、自動の選択ツールに頼ることなく、これらのフリーハンドツールを使って選択範囲を作ることでもできます。けれども、一から手作業でやっていたのでは時間がかかってしまううえに、ドラッグ中に手がぶれたりして、うまく選択できないこともあります。
むしろ、自動の選択ツールでソフトに任せた方が、正確に対象を選び取ってくれるケースが多いと言えます。人間の目視によることなく、画像の「0」と「1」からなるデジタル情報をもとに、自動計算で処理する機械処理の方が、速くて正確、ということでしょう。
そういうことから、手作業ツールではなく、自動選択のツールを使うことの方が多いですね(・・・私の場合)。
一口に「自動で選択するツール」と言っても、1個だけではなくて、これまた3つの種類があります。
1 クイック選択ツール
2 自動選択ツール
3 オートセレクションツール
この3つです。2 自動選択ツール
3 オートセレクションツール
ツールそれぞれに、特徴があります。ですから、その場その場に適したツールを選び、うまく使い分けることになります。
ツールのそれぞれの特徴は、次のとおりです。
1 クイック選択ツール
ユーザーが対象をクリックまたはドラッグすると、同じ色とテクスチャー(生地)を元に、自動で選択範囲を作成してくれるツール
2 自動選択ツール
ユーザー側が行うクリック1回で、近似色を元に、自動で選択範囲を作成してくれるツール
3 オートセレクションツール
オプションに用意されているツール(投げなわ等)を使って、ユーザーが大雑把に対象を囲むことで、自動で選択範囲を作成してくれるツール
できれば、
それぞれのツールの使用法
を記事にまとめることができればいいな、と考えています。
自分の備忘用として、近いうちに書き留めておきたい、という程度の今後の宿題です。
なお、3種の自動選択のツールですが、それぞれのネーミングについては、もう一ひねり、何か工夫が欲しかったなぁ、というのが私の持っている願望です。ツールの名前から、それぞれの機能を連想するのがむつかしいのです。特に「自動の選択ツール」の中の一つ「自動選択ツール」って、ややこしくって仕方ない。
Adobe(アドビ)社さん、どうでしょう。一考の余地ないでしょうか。
自動選択ツールのネーミングについては、
⇒ こちらの記事をご覧ください。
それでは、また次の記事で
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