平幕の金峰山(27)が初賜杯へ王手をかけた。
霧島(28)の連勝を10でストップ。
霧島(28)の連勝を10でストップ。
立ち合いの突きを外され右四つ。
しかも元大関に頭をつけられる不利な体勢。
絶体絶命から金峰山が逆転のすくい投げ。
絶体絶命から金峰山が逆転のすくい投げ。
12勝で単独トップを死守した。
【大相撲初場所14日目】
▼2敗 金峰山
▼3敗 豊昇龍、王鵬
▼2敗 金峰山
▼3敗 豊昇龍、王鵬
3敗サバイバル戦で尊富士(25)は豊昇龍(25)に寄り切りで敗れ脱落。
1差で王鵬と逆転Vを狙う豊昇龍が追う展開になった。
琴桜は大の里にも敗れ9敗目。
王鵬は金峰山、豊昇龍は絶不調の琴桜。
カザフスタン出身の金峰山が勝てば初優勝。
負ければ決定戦に持ち込まれる。
カザフスタン出身の金峰山が勝てば初優勝。
負ければ決定戦に持ち込まれる。
十両ではウクライナ出身の獅司(28)もV王手。
外国人力士の同時優勝が現実味を帯びてきた。
外国人力士の同時優勝が現実味を帯びてきた。
優勝へやるしかない
▼金峰山「緊張はなかった。思い切って、行くしかなかった。優勝へやるしかない」
滅多にない経験
▼王鵬「しっかり前に出て、いい相撲を取りたかった。土俵を割るまでは勝つ気。勝てばいい話。勝たなきゃ始まらない。頑張るだけでいいので気は楽。こんな経験はめったにない。かみしめて楽しんでいけたら」
【注目の取り組み】
豊昇龍(寄り切り)尊富士
大の里(押し出し)琴桜
金峰山(すくい投げ)霧島
王鵬(突き落とし)隆の勝
王鵬(突き落とし)隆の勝
尊富士を応援していましたが 豊昇龍のスピードは大したもので魅力があります。
今場所豊昇龍は 今日も含めていくつか張り差しをしました。
せっかくの強さとスピードを持っているのに あの立ち合いは見苦しいです。おじさんはしなかったよ。
伊勢ヶ濱勢が消えたいま 王鵬の優勝を望んでいます。
弟の夢道鵬が幕下優勝しましたので 兄も続いて幕内初優勝といきたいものです。
協会内でも色々と思惑があるようですが 優勝したら 文句なく三役に上がれますから。
協会は琴桜の意地をみたいのでしょうが、優勝争いの1点から見ると興ざめです。
個人的には豊昇龍が逆転優勝しても横綱は時期尚早と思います。
先場所が13勝2敗の優勝次点。今場所は全て平幕に3敗。楽日に勝っても本割12勝。
忘れもしない94年の秋場所。全勝優勝した貴乃花が横綱昇進を見送られました。前の場所が11勝止まりだったからです。安定した力が横綱に必要です。意地を見せた貴乃花は2場所連続全勝で昇進しましたが・・。弱い横綱は見たくありません。協会は早く横綱を作りたいのでしょうが、ムードに流されて欲しくはないですね。