実際にこれから行う練習メニューについて書く前に、ブログの初期に一度書いた期分けについて書きたいと思います。
学校の陸上競技部で行われている練習、知らない人が見れば毎日同じようにウォーミングアップして種目別に黙々と走っているように感じると思います。
実際は一年間を
「鍛錬期」
「仕上げ期」
「試合期」
「移行期」
の4つに分け大会シーズンに合わせて身体を作り上げていきます。
マラソン、長距離の指導書では3〜6ヶ月をいくつかの期に分けメニューを作成されています。
まず金哲彦氏の
「マラソン練習法がわかる本」(実業之日本社)
では100日間を
「導入期」
「身体づくり期」
「調整期」
に分け、導入期と身体づくり期は4週間の最後の週をリカバリーに充てています。
次に会員制クラブチーム「e-Athletes」で出されている二冊の本ではターゲットレースの5〜6ヶ月前から
「準備期」
「走り込み期」
「仕上げ期」
「調整期」
に分けメニューを作成しています。
今回メニュー作成のベースとなるジャックダニエルズ氏や、ニュージーランドの陸上指導者アーサーリディアード氏は、20〜26週をフェーズ1〜4の期に分けてメニューを作成します。
大体メニュー作成のポイントはどれも一緒で、3〜6ヶ月を期分けして走り込み、仕上げ、調整といった負荷のかけ方でレースに向けて身体を作っていくようです。
さて、次回は今行なっているフェーズ1から年明け以降のフェーズ2について書きたいと思います。