イエスは言われた。
「わたしは、よみがえりです。いのちです。
わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。
また、生きていてわたしを信じる者は、
決してしぬことがありません。このことを信じますか。」
ヨハネ11:25-26
<あの方は、よみがえられました>
さて、安息日が終わったので、マグダラのマリアとヤコブの母マリヤとサロメとは、
イエスに油を塗りに行こうと思い、香料を買った。
そして、週の初めの日の早朝日が上ったとき、墓に着いた。
彼女たちは、「墓の入り口からあの石をころがしてくれる人が、だれかいるでしょうか。」と
みなで話し合っていた。
ところが、目を上げてみると、あれほど大きな石だったのに、その石がすでにころがしてあった。
それで、墓の中に入ったところ、真っ白な長い衣をまとった青年が右側にすわっているのが見えた。
彼女たちは驚いた。
青年は言った。
「驚いてはいけません。あなたがたは十字架につけられたナザレ人イエスを探しているのでしょう。
あの方はよみがえられました。
ここにはおられません。ご覧なさい。ここがあの方の納められたところです。
ですから行って、お弟子たちとペテロに、
「イエスは、あなたがたより先にガリラヤへ行かれます。
前に言われたとおり、そこでお会いできます。」とそう言いなさい。
女たちは、墓を出て、そこから逃げ去った。
すっかり震え上がって気も転倒していたからである。
そしてだれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである。
「さて、週の初めの日の朝早くによみがえったイエスは、
まずマグダラのマリヤにご自分を現わされた。
イエスは、以前に、この女から七つの悪霊を追い出されたのであった。
マリヤはイエスと一緒にいた人たちが嘆き悲しんで泣いているところに行き、
そのことを知らせた。
ところが、彼らは、イエスが生きておられ、お姿をよく見た、と聞いても、
それを信じようとはしなかった。
その後、彼らのうちのふたりがいなかのほうへあるいていたおりに、
イエスは、別の姿で、ご自分を現わされた。」
マルコ16:1-12
<父よ。彼らをお赦しください。>
「どくろ」と呼ばれている所に来ると、そこで彼らはイエスと犯罪人とを十字架につけた。
犯罪人のひとりは右に、ひとりは左に。
そのとき、イエスはこう言われた。
「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」
彼らは、くじを引いて、イエスの着物を分けた。
民衆はそばに立って眺めていた。指導者たちもあざ笑って言った。
「あれは他人を救った。もし、神のキリストで、選ばれた者なら、自分を救ってみろ。」
兵士たちもイエスをあざけり、そばに寄って来て、すいぶどう酒を差し出し、
「ユダヤ人の王なら、自分を救え。」と言った。
「これはユダヤ人の王。」と書いた札もイエスの頭上に掲げてあった。
十字架にかけられていた犯罪人のひとりはイエスに悪口を言い、
「あなたはキリストではないか。自分と私たちを救え。」と言った。
ところが、もうひとりの人が答えて、彼をたしなめて言った。
「お前は神を畏れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。
われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。
だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」
そして言った。
「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」
イエスは、彼に言われた。
「まことに、あなたに告げます。
あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」
ルカ 23:33-48
「わたしは、よみがえりです。いのちです。
わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。
また、生きていてわたしを信じる者は、
決してしぬことがありません。このことを信じますか。」
ヨハネ11:25-26
<あの方は、よみがえられました>
さて、安息日が終わったので、マグダラのマリアとヤコブの母マリヤとサロメとは、
イエスに油を塗りに行こうと思い、香料を買った。
そして、週の初めの日の早朝日が上ったとき、墓に着いた。
彼女たちは、「墓の入り口からあの石をころがしてくれる人が、だれかいるでしょうか。」と
みなで話し合っていた。
ところが、目を上げてみると、あれほど大きな石だったのに、その石がすでにころがしてあった。
それで、墓の中に入ったところ、真っ白な長い衣をまとった青年が右側にすわっているのが見えた。
彼女たちは驚いた。
青年は言った。
「驚いてはいけません。あなたがたは十字架につけられたナザレ人イエスを探しているのでしょう。
あの方はよみがえられました。
ここにはおられません。ご覧なさい。ここがあの方の納められたところです。
ですから行って、お弟子たちとペテロに、
「イエスは、あなたがたより先にガリラヤへ行かれます。
前に言われたとおり、そこでお会いできます。」とそう言いなさい。
女たちは、墓を出て、そこから逃げ去った。
すっかり震え上がって気も転倒していたからである。
そしてだれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである。
「さて、週の初めの日の朝早くによみがえったイエスは、
まずマグダラのマリヤにご自分を現わされた。
イエスは、以前に、この女から七つの悪霊を追い出されたのであった。
マリヤはイエスと一緒にいた人たちが嘆き悲しんで泣いているところに行き、
そのことを知らせた。
ところが、彼らは、イエスが生きておられ、お姿をよく見た、と聞いても、
それを信じようとはしなかった。
その後、彼らのうちのふたりがいなかのほうへあるいていたおりに、
イエスは、別の姿で、ご自分を現わされた。」
マルコ16:1-12
<父よ。彼らをお赦しください。>
「どくろ」と呼ばれている所に来ると、そこで彼らはイエスと犯罪人とを十字架につけた。
犯罪人のひとりは右に、ひとりは左に。
そのとき、イエスはこう言われた。
「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」
彼らは、くじを引いて、イエスの着物を分けた。
民衆はそばに立って眺めていた。指導者たちもあざ笑って言った。
「あれは他人を救った。もし、神のキリストで、選ばれた者なら、自分を救ってみろ。」
兵士たちもイエスをあざけり、そばに寄って来て、すいぶどう酒を差し出し、
「ユダヤ人の王なら、自分を救え。」と言った。
「これはユダヤ人の王。」と書いた札もイエスの頭上に掲げてあった。
十字架にかけられていた犯罪人のひとりはイエスに悪口を言い、
「あなたはキリストではないか。自分と私たちを救え。」と言った。
ところが、もうひとりの人が答えて、彼をたしなめて言った。
「お前は神を畏れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。
われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。
だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」
そして言った。
「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」
イエスは、彼に言われた。
「まことに、あなたに告げます。
あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」
ルカ 23:33-48