NHKの番組で”原発事故から13年 廃炉はどこまで進んだのか”の見出しを見つけました。処理水を海に流出させるというので話題になったりしていたけど 自己の処理はたくさんの課題を抱え行き詰ってるよう。
廃炉と簡単な言葉に聞こえるけどものすごい困難が覆っている中で 処理水 汚染土 避難した方々の故郷への帰還ということも解決されてるとはいえない状況。
まず思うのはこれだけのリスクがあるのに原発を作動させることをやめない方針に憤りを感じている。40年が耐用年数といわれる中で60年に延ばすということもあるし 不具合が生じているのにその場その場で切り抜けてるようにしか見えない。
番組の中で語られることで感じたのはものすごい技術のもとにある原発だけど 人が気持ちよくそれらを利用するためには”対話と信頼”だということだった。基本的に原発をエネルギーの一つと考えるのはやめにしてと思っている。
原子力損害賠償・廃炉支援機構の理事長 山名元氏は企業 国 国民がということだと思うけど”両者が歩み寄っていけるポイントを探っていく” また45年前からスリーマイル島の原発の廃炉に取り組んできた 元米国原子力規制委員会の”レイク バレット氏”は”廃炉はどんな方法をとってもリスクが生じる 対話と信頼によって乗り越えなければならない”との言葉が国民一人ひとりに投げかけられてるのかな。
九十九島の風景