M31に赤ポチを足すべく、MILTOL+NB4-PMで
再度撮影してきました。
DOB+NB4-PM+ASI294で撮影したバブル星雲で輝星のまわりに
ゴーストが出ましたが、その後天リフさんでフィルターの向きが
関係あるかもという内容のブログ記事をみかけたので、参考に
させてもらって確認したところ、2重に映る膜面がカメラ側になって
いて向きが反対のようです。
しかし、ねじ込みはこの方向でしかできません。
仕方ないので、UV-IRフィルターにマスキングテープで逆向きに
貼りつけてセットしてみました。
(効果があるようならM48のオス-オスを買うつもりで)
で、準備を整えて日曜の夜出撃しました。
まずはNP4-PMで100分露光したのが以下です
M31(レベル調整、デジタル現像のみ)
Kenko MILTOL 400 ED 400mm F6.7 BORG マルチフラットナー1.08
ZWO ASI294MC PRO gain150 300秒×20枚 総露光時間 6,000秒
ZWO UV-IRフィルター +IDAS-NB4-PM タカハシ90S
ZWO ASI294MC PRO gain150 300秒×20枚 総露光時間 6,000秒
ZWO UV-IRフィルター +IDAS-NB4-PM タカハシ90S
Hαの赤い部分は良く写っていますが、
右上の輝星まわりにゴーストが出てますね・・・。(ほかにも薄いのが)
フィルター逆向きは効果がないようです・・・。
また、外周の淡い部分は5分×20枚の100分露光でもかなり淡く、
このまま強調処理していってもかなり荒れてしまいます。
やはり1.5倍から2倍くらい露光する必要があるようです。
そこで、前回のUV-IRフィルターのみの画像と
いくつかの方法で 合成してみました。
M31その②
前回撮影画像のRチャンネルとNB4-PM撮影画像のRchを比較明合成してから、
前回画像のGBチャンネルとRGB合成
Rchは加重平均も30,50,70%とやってみましたが、
今回は比較明合成の方が良かったです。
M31その③
前回撮影の強調バージョン画像をL、上の②をRGBとしてL-RGB合成
M31その④
前回撮影の3分×32枚と今回の5分×20枚を全部一度にコンポジットしたものをL
↑の②をRGB画像としてL-RGB合成
さすがに総露光時間196分のコンポジットなので、解像度やノイズは
これが一番良い感じです。
追加
カラーバランスでBchのレベルを少し上げてみました。
こっちの方が赤ポチが少し自然な感じで透明感もあるような・・・。
しかし輝星のゴーストはどうしたもんでしょう。
もう少し取付位置等いろいろやってみようとは思いますが・・・。