なかなか画像処理の時間が取れないですが、M5に続いて、
M101を処理してみました。
今回200枚撮影して、使えたのは148枚だったのですが、
撮影時にそれほど位置はきちんと出さなくても、
コンポジット時に位置合わせしてくれるから大丈夫と
高をくくっていたのがいけなかったらしく、
さらに回転中心位置に対象を置いておいた方があまり動かなくて
良いよねということで真ん中におかずにずらして撮影したため、
ステライメージではうまくコンポジットできません。
(結果画像にM101が入ってなかったり半分だけ入っていたり・・・・)
それで業を煮やしてsequatorでやってみたらあっさりコンポジットできました。
コンポジット後(画像処理前)でこんな感じです
M101 (Sequatorでコンポジット)

skyawatcher GOTO DOB 12' 口径305mm F5 1500mm F5コマコレクタ-
EOS 6D RAW ISO12800 15秒×148 総露光時間 2,220秒
サイトロン QBPフィルタ-
EOS 6D RAW ISO12800 15秒×148 総露光時間 2,220秒
サイトロン QBPフィルタ-
こんなに端にあるし・・・・。
重なっていない部分の線が見えます・・・
それで重なっていない部分をトリミングして、
いろいろと手を加えてできた画像がこちらです。
M101 回転花火銀河

skyawatcher GOTO DOB 12' 口径305mm F5 1500mm F5コマコレクタ-
EOS 6D RAW ISO12800 15秒×148 総露光時間 2,220秒
サイトロン QBPフィルタ-
EOS 6D RAW ISO12800 15秒×148 総露光時間 2,220秒
サイトロン QBPフィルタ-
M101拡大

注)元画像をさらにトリミングしてから別処理で画像いじったので
上をそのまま拡大ではありません
前回の2020年の目標の時の画像は以下ですが、比べるとだいぶ良くなってます。
ちょっとノイズがのっており、さすがにHαの赤いところまでは写りませんでしたが
暗黒帯の様子などが見えてきました。
もっと露出した方がよさそうではありますね。
前回アップしたM101

skyawatcher GOTO DOB 12' 口径305mm F5 1500mm F5コマコレクタ-
EOS 6D RAW ISO12800 15秒×50 総露光時間 750秒
サイトロン QBPフィルタ-
EOS 6D RAW ISO12800 15秒×50 総露光時間 750秒
サイトロン QBPフィルタ-
また、どうしても、何としてでもステライメージでコンポジットしてやる・・・
と意味不明の意地を張っていろいろ考えたのですが、以下の方法でコンポジットできました。
①25枚セットで撮影した塊に分けてそれぞれコンポジット。
(25枚ずつ撮影しているのだから25枚の塊はM101は近い位置にある)
(実際はブレているものを除いているので25枚きっかりではありませんが)
②コンポジットしたもの8枚をそれぞれM101中心にしてトリミング
③トリミングした8枚をさらにコンポジット
この処理+ステライメージの自動処理でトリミングされるので、
さらに狭くなりましたが、処理した画像がこちらです。
M101 ステライメージでコンポジット

skyawatcher GOTO DOB 12' 口径305mm F5 1500mm F5コマコレクタ-
EOS 6D RAW ISO12800 15秒×148 総露光時間 2,220秒
サイトロン QBPフィルタ-
EOS 6D RAW ISO12800 15秒×148 総露光時間 2,220秒
サイトロン QBPフィルタ-
ちょっと色調とか角度とか上とは違っていますが、
これは処理で合わせきれなかったので・・・。
解像度的にはあまりかわらないようです。
なかなか銀河は難しいですね・・・。
次はM81-82を処理しますが、1点対象のM101よりさらに厳しそうです。
撮影時に結構考えて撮らないとだめですね。
次回に生かしたいと思います。