昨日は一晩中晴天でしたので出撃してきました。
春の銀河祭りということで、今回はM101、M81-82を撮影、そのあとM5が
昇ってきたの撮影しました。
今回試してみたのは6Dのライブビューでの連続撮影です。
いままでは、ミラーアップ×露光時間+インターバル×1秒+撮影×露光時間で
露光時間の2倍以上撮影時間がかかっていましたが、
ライブビューだと最初からミラーアップ状態のため、時間短縮が図れるのでは
と思い試してみました。
ライブビューで、インターバル時間5秒 + 露光時間で撮影してみました。
今回M5は10秒露光で撮影したので、以前の方法からは撮影時間半減です。
これでだいぶ短縮できます。
あと、ミラーアップからの撮影はシャッター開のみですが、6Dでライブビュー撮影の場合、露光開始で一旦シャッターを閉じてから再度シャッター開で露光します。
このためシャッター幕が往復する影響があるのかな?・・・と心配しましたが、
撮影結果を見ると、特に問題はないようです。
(というか最初から調べろよって話ですが・・・)
これからはこの方法で行きたいと思います。
ということで、まず最初に処理したM5をアップします。
(今回はSequatorでコンポジットしてみました・・・銀河じゃなくてすみません)
M5

skyawatcher GOTO DOB 12' 口径305mm F5 1500mm F5コマコレクタ-
EOS 6D RAW ISO12800 10秒×127 総露光時間 1,270秒
サイトロン QBPフィルタ-
EOS 6D RAW ISO12800 10秒×127 総露光時間 1,270秒
サイトロン QBPフィルタ-
M5拡大

少し中心部がとんでいます。
本来はもっと低いISO感度でじっくりやった方がいいんでしょうけど、
一枚あたりの露光時間が伸ばせないdobではコンポジット枚数が
べらぼうに増えると思われ、このくらいにしておきたいです。
2020年目標のページにアップした下の画像と比べると拡大してもくっきりしています。(前回のは拡大するとボヤっとしてた・・webだと違いがわかりにくいかも)
前回撮影の25枚コンポジット

skyawatcher GOTO DOB 12' 口径305mm F5 1500mm F5コマコレクタ-
EOS 6D RAW ISO8000 15秒×15 総露光時間 375秒
サイトロン QBPフィルタ-
EOS 6D RAW ISO8000 15秒×15 総露光時間 375秒
サイトロン QBPフィルタ-
球状星団については、まだ撮影してみたいもっと大きなメジャーな対象が
たくさんありますので、目標達成ではないです。
M4、M10、M13、M15、M22等々これから撮っていきたいと思います。
(ω星団はそもそも見たことがない・・・松本から見えるのかな?)
それからM101とM81-82はちょっとまだ時間がなく画像処理できて
いません。単体1点の対象は視野回転してもいろいろと処理が楽なので・・・
M5をとりあえず先に処理してみました。
他は近々アップしますが、明日から出張なので・・・週末あたりかな・・・。