10/20木曜日、久しぶりに快晴で
SCWでも朝まで真っ黒でした。
もう日本ではこれで最後かなと思い、
平日ですが出撃しました。
DOBを持ち出すのは8月依頼2か月ぶり・・・しかもこの時は
空振りだったので撮影するのは5月末以来なんと5か月ぶりです
ずっと天気が悪かったこともありますが赴任の準備等バタバタ
していて・・・というのもあります。
ということでこの日はいくつか撮影しましたが、
まずはDOBとミルトル両方で撮影したプレアデス星団から紹介します。
M45プレアデス全景(ミルトル)
クリックするとFlickrの大きな画像に飛びます
RGB:KENKO MILTOL 400mm F6.7
William Optics Flat6AⅢ UV-IR Filter
ZWO ASI294MC PRO gain150 -0℃ 300sec×18枚
William Optics Flat6AⅢ UV-IR Filter
ZWO ASI294MC PRO gain150 -0℃ 300sec×18枚
M45プレアデス星団全景(ミルトル 分子雲控え目バージョン)
クリックするとFlickrの大きな画像に飛びます
昨年はBORGのフラットナーで撮影していますが、
今年はWOの0.8×レデューサーを使っているので画角が広がっています。
F値が明るくなった分、90分露光でも分子雲がそこそこ写りました。
ミルトルで全景を撮影している間
DOBで星団中心部のアルキオネ、メローペ、
マイア付近のクローズアップを撮影しました。
M45プレアデス星団クローズアップ(DOB GOTO12)
クリックするとFlickrの大きな画像に飛びます
L: Skywatcher DOB GOTO 12" F3.65
Ackermann 2in coma corrector/ reducer 0.73 UVIR Filter
ASI294MM PRO gain390 -10℃ 10sec×263枚
RGB:KENKO MILTOL 400mm F6.7 William Optics Flat6AⅢ UV-IR Filter
ZWO ASI294MC PRO gain150 -0℃ 300sec×18枚
294MMで撮影したモノクロ画像を↑のミルトルで撮影した
カラー画像とLRGB合成しています。
一部輝星の光条が2本になっていてピントがずれていたようです・・・
バーティノフマスクであわせたつもりだったのですが、傾いていたか
温度変化かちょっと原因がよくわかりません。
ただその割に星雲の構造は良く出ました。
刷毛で書いたような筋状のガスの流れがよくわかりますね。
294MMのモノクロ画像
次の日は仕事ということで2時ころ撤収しましたが、
久しぶりの星空が堪能できました。