コーヒー

喫茶店デビューした高校生の生徒と私の会話です


ひとり目



「いや～、やっぱり喫茶店のコーヒーって美味しいですね」


「香りがいいでしょう？」


「はい～、やはりインスタントとは違いますね～」


「そうなの、酸味とかコクとかいろいろあって、今日はなんのコーヒーにしようかなって考えて選ぶのもいいものなのよ」



なんて大人みたいな会話を楽しんでいました



「最近、学校の授業とか全然面白くなくてつまんないです」



って言うから、ちょっと話題を変えようと思い



「ねえ、アフリカで一番高い山って知っている？」と話題を変えた私



「え～、そんなぁ、地理が大、大ニガテの私にわかるわけないじゃないですか？」


「じゃあね、ヒント」


「うん」


「コーヒー」


「コーヒー？」「..........」「う～ん」「..........」「う～ん」「あっ、わかった！ブルーマウンテン」




「.....................」無言～な私、ってかコーヒーカップを持つ手が震えて、心の中で「キリマンジャロ飲んでいるのに」と呟いた私






ふたり目




「そっか～、今日が初めての喫茶店でのコーヒーなんだね」



「はい、でも私コーヒーが好きなんで、コーヒーにはうるさいんですよ」



「へ～何が好きなの？」



「ネスカフエエクセラ」


カウンターでの会話だったので、思わず喫茶店のマスターに片手をあげて「ごめん」と私

マスターもの合図



３人目



クイズと言うかダジャレが大好きな生徒との会話（そう平成９年９月９日の彼です）


コーヒーカップを鼻の前に持ってきて「だばだ～あ～♪」とコマーシャルソングを口ずさみ


カップを運んできた喫茶店のマスターも苦笑


「よくそんな古いの知ってんね」と私


「いや、褒めないでくださいよ～うちの親がよくやってたもんで」


「別に褒めていないけど.....そうなんだ...」


「はい～」「なんか先生クイズ出してくださいよ～」



「うん、じゃぁ、屈斜路湖にはクッシーっているって言われているでしょう？」


「もう、先生、ネッシーと答えバレバレじゃないですか？」


「じゃなくて、ネッシーがいると言われている湖の名前は？」


「ネス湖、楽勝ですよ～」


「まだ終わりじゃなくて、そのネス湖のそばに喫茶店があるんだけど、そこの名前知っている？」


「え～？喫茶店の名前ですか？」


「そう、ネス湖のそばの喫茶店の名前」


「う～ん...............降参です」


「ネスカフェ」


「はい～？？？やられた～」と爆笑している彼でした




人気ブログランキングに参加しています


お帰りの前にぽちっとしていただけたら嬉しいです


ご訪問ありがとうございます