ちょっと、いやかなり高級な洋服ブラシを購入してしまいました。
昭和17年創業のブラシ専門店、「ブラシの平野」の洋服ブラシ(手植え、水雷型)
ブラッシングが楽しくなって、手入れのモチベーションがあがる逸品です。
主にニットの手入れに使用するために購入。
これまで洋服ブラシは取手のついた馬毛ブラシを使っていました。
(BEAMS で購入した浅草アートブラシのもの)
取手のある形状は、ハンガーに掛かった洋服をブラッシングするには適しているのですが、
平置きした服に使う場合は扱いにくさを感じていました。
そんなわけで何か良い洋服ブラシはないものか? と探しておりました。
そんな時、MARKAWARE デザイナーの石川俊介氏がInstagram に投稿していた、ニットの手入れ方法に関するリールを見ていると…
何やら良さげなブラシを使っておられます。
画面越しからも伝わる、タダモノではない雰囲気。
石川氏は親切にも、手入れ用品を紹介してくださっており、それがブラシの平野の水雷型の手植え洋服ブラシでした
公式オンラインショップで注文し、届いた商品を開封してみると…
高級感のあるシルバーの化粧箱。
フタを開けると…
白木の持ち手に白い馬毛、上品な佇まいのブラシが。
まず、その大きさに驚きます。
縦の長さが約21cm、そして毛丈は5.5cm
非常にボリューム感のあるブラシです。
(10.9インチ 第10世代iPadと比較)
幅は1/2弱くらい?
もちろん毛の密度はビッシリと。
実際に洋服をブラッシングしてみると、毛丈が長いおかげで服への当たりは非常に柔らか。
ブラシを動かしているとだんだん気持ちが良くなってくるくらい…(笑)
試しに自分の肌でブラッシングしてみましたが、ほとんど痛みを感じませんでした。
そしてもう一つ良かった点が、大ぶりなサイズのおかげで、一度にブラッシングできる範囲が広いこと。
時短になるってわけですね。
今まで小さいブラシでチマチマやっていたので、その差は歴然。
正直、洋服ブラシなんてどれほど違うものかと疑問視していましたが、
もう元のブラシには戻れそうにありません…(笑)
取手のついたタイプも買ってしまおうか、というくらい気に入りました。
ちなみに、私はレザーストラップ付きのモデルを選びました。
フックで吊り下げて保管できるので便利。
ブラシを掃除するための櫛も一緒に購入。
ブラシについた毛クズを除去するのに使います。
さて、このブラシ、非常に使いやすくて良いんですが、最初に調べたとき値段にビックリ!
今まで使っていたブラシの5倍以上の値段!
ブラシの値段としては買うのを躊躇ってしまうレベルだったので、いちど頭を冷やして考えることに。
そして熟考の結果…
1.私自身、洋服好きとして一般的な基準からすれば高額なニット類を保有しているつもり。ならば、それらを手入れする道具も良質なモノを用意するべきでは?
2.服の素材に対して並々ならぬコダワリを持つ石川氏が薦めるブラシであれば、品質は間違いないのではないか?(いや、良いに違いない)
以上の理由から、購入を決意しました。
実際に使ってみると、目からウロコな使い心地で、奮発した甲斐は間違いなくあったと感じています。
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