ぐれいと ぶった

「ぐれいと・ぶった」は,奈良県で活動している知的障害者ソフトボールチームです.

大会1日目公式練習から夜のミーティングまで

2006-10-19 21:10:48 | 監督
 開催場所が近県ということで、公式練当日に現地入りしたぶっだの面々(ただし監督のみ監督会議が11時からあるため一人で寂しく現地へと向かいました。一人でゆっくり行くのもたまにはいいかな?と思ったのですが、やはりにぎやかなみんながいないととても寂しかったですよ。それと時間が少しあったので、大阪駅を一人でぶらぶらしようと歩き出したとたんに方向がわからなくなり、結局バス発車5分前に乗り場に到着しました。ギリギリセーフ!昔はこの界隈ウロウロしてたのにな~)、到着早々選手スタッフ陣は4泊5日分の大きな荷物とソフトボール用具全てを抱えてグランドの端から端まで大移動。なんとこの移動がつらくてつらくて、野球場3個分以上の移動距離があり、控えテントに到着したときには「もう公式練習はやめよう」という声もたくさん聞かれました。しかし、昼の弁当が配布されたとたん元気もりもり、やはりみんなまだ若いな!とスタッフ陣は感心していました。このときスタッフは、これからの5日間いったいどれだけの量の食事を摂取すればいいのか?を心配していました。なにせ若い若いといってもそこは、そこそこの年?を重ねています。メンバーの皆さんとは摂取できる量はまったく違うわけで・・・しかし、みんなと同じ量を食べなければ納得してもらえないわけで・・・最終日が心配になりました。(結果、監督は5KGだけ???体重が増加しました)
 公式練習は毎回のことながら、奈良県が一番はつらつと、そしてサポーター(現地の帯同ボランティア)の方々と楽しく和気藹々と練習に取り組んでいました。(現地の審判員の皆さんのご意見ですよ。決して手前味噌ではありません。)本当にこのチームが優勝目指しているの?と疑いたくなるほどメンバーだけでなくスタッフも楽しんでいました。たぶんボランティアの方も同じ思いだったと勝手に思っています。(ボランティアの皆さんはたぶん翌日筋肉痛だったと思います。本当ありがとうございます。)ここで、遅くなりましたが今回の帯同ボランティアの方々を紹介します。まずは、兵庫県職員の男性、そして学生の方で淡路島にあるリハビリ専門学校の2年生の男性と1年生の女性、計3名の皆さんに大会期間中何かとご尽力いただきました。(もし、お名前でご紹介させていただけるのならまたお知らせください。)ここで、帯同ボランティアの方のお仕事について紹介します。それは一言で言うと、【期間中選手とともに楽しく過ごすこと。】だと勝手に決め付けています。当然このことは、参加する側が楽しくなければ周りの方々も楽しくならないわけでして、ぶっだのみんなの特異(漢字が違いますが・・・)とするところだと思います。
 この日宿舎に帰ってからの食事後のミーティングに移ります。いつもどおりミーティングは楽しいひと時だったと思います。明日の準備物に始まり、起床時間、集合時間、翌日の日程説明、そして何よりも大切な優勝するためのありがたいお話の時間、とあっという間に就寝身時間となりました。なんと就寝は午後10時だったと思います初日は・・・。この日気になる彰吾君は、部長とともに浴室へ・・・しかし、浴室の湯船にはお湯がたまりません・・・なんと浴槽の栓が完全にはまりません・・・。いったいどうやって入浴したのでしょうか?詳しくは直接お尋ねください。
 それでは、本日はこれまで。明日以降は、試合の模様をお届けします。

追伸:そうそう皆さん、帯同ボランティアの方々は授業の一環でなく、本当のボランティアだということを知っていましたか?頭が下がりますよね。我々学生時代どうでしたか?酒びたりの方、自分の都合だけで生活していた方、人のことより自分のことが優先と過ごしていた方、(これって誰のこと・・・もしかしてわ・た・し・ですか?)このような機会がもしあったならば参加していたでしょうか?と考えさせられます。本当に素晴らしい日々をありがとうございました。